研修のねらい
管理職に対し、これからの時代の労務管理のあり方として、男性も含めた働き方と性別役割分担意識に対する意識改革を促すことで、より成長する組織となる
女性活躍推進法が施行され、企業は女性の能力をもっと活かすことに取組まなければならないことになりましたが、それは「女性」限定の施策であると誤解している管理職が多くいます。女性が継続して働くことができ、そのうえで企業の中核を担う存在になるためには、職場全体の働き方を見直すことや、性別役割分業意識を解消しなければなりません。そのために最も影響を与えるのが、職場を取り仕切る管理職の存在です。
また平成28年1月からは、法改正によりハラスメントに対する対応が強化され、企業は意識啓発のための研修等に取組むことが義務化されました。しかし、管理職自らが長時間労働を美徳とした従来の働き方を継続したり、性別分業への意識が強いと、女性の活躍を望むことは難しく、会社が女性活躍を推進したくても阻むばかりか、次代を担う人財を失ってしまうことになりかねません。
研修プログラム例
1.女性活躍推進法施行の背景
2.全社で取組むべき課題として捉える
3.女性管理職の育成
4.子育て女性社員への対応
5.管理職こそ職場改革の要
6.ハラスメント(パワハラ、セクハラ、マタハラ)と職場に与える影響
7.ハラスメントのセルフチェック
8.ハラスメントにあたる具体的な言動とは
9.ハラスメント判例と企業に与える影響
10.意識啓発のためのロールプレイ
11.意識啓発のためのグループ討議
12.質疑応答
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 3時間 |
担当講師 | 新田 香織(ハラスメント防止コンサルタント/社会保険労務士法人グラース 代表) |
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