障がい者社員向け研修/障がい者雇用に関わる研修

障がい者雇用に関わる研修の必要性

障害者雇用促進法は、障がい者の職業の安定を図ることを目的とし、企業が障がい者雇用に対する義務が定められている法律です。障がいの有無に関係なく、能力や適性に応じた職業に就き、自立した生活を送れるようなることが大切です。障がい者だけに関わらず、社員に長く働いてもらうためには、職場環境の整備、相談窓口の設置、健康管理、メンタルヘルス対策、知識付与の研修など、様々なことに心を配らなければなりません。一般の新入社員であれば、知識習得のための研修の機会を与えられますが、障がい者雇用の場合は、次の理由により研修の機会が少ないようです。

障がい者雇用に関連する研修が行われない理由

・どんな研修をすれば良いのかわからない
・障がい者へ研修する余力がない
・研修の必要性を感じない

研修とは対象者が障がい者であっても健常者であっても、その目的に違いはありません。自社社員としての意識を明確に持ってもらうと同時に、社員としてのスキルを整えることは、どんな社員にも必要です。
自分がどんな会社で働き、社会人としてどんなスキルを学ばなければならないのかを知り、自社への所属感を持つことは、働くためのモチベーションに繋がります。

企業が抱える課題を解決できる、障がいを持つ本人/周囲の従業員向けの研修です。東京都とともに30年以上、障がい者雇用の採用・定着・教育に携わっている東京都ビジネスサービスの障がい者雇用コンサルタントから学べます。

研修ラインナップ

障がい者雇用の基礎知識

■研修のねらい

民間企業の法定雇用率が上がり、現在障がい者雇用を推進する企業が多く見られます。障がい者雇用とは何かという基本的な知識から、雇用後にどのような配慮が必要なのかということまで学ぶことができます。障がい者雇用全般の知識を身につけることができます。

■受講対象者

全社員

■プログラム

1.障がい者の定義
2.障がい者雇用とは
3.障がい者雇用の現状
4.障がい特性について
5.合理的配慮について
6.障がい者雇用を考える

職域開発・業務の切り出し方法

■研修のねらい

障がい者雇用が促進されない理由として最も多いのが「会社内に適当な仕事があるか」ということです。
障がい者社員に任せる仕事の考え方、具体的な仕事の切り出し方法を学ぶことができます。

■受講対象者

全社員(管理職などマネジメントをする方)

■プログラム

1.現状の課題整理
2.障がい者雇用における業務の考え方
3.職域の開発方法、業務の切り出し方法について

各障がいの基礎知識と対応方法

■研修のねらい

障がい者の方とのコミュニケーションに焦点を当てて学ぶことができます。障がい者雇用を始める際や初めて障がい者の方と接する時にはどのように接すれば良いのか、どのように対応したら良いのか不安になる方は多いです。少しでも不安が和らぐように障がい特性に対しての具体的な対応方法について学ぶことができます。

■受講対象者

全社員

■プログラム

1.障がい者とは
2.障がい特性について(身体障がい、知的障がい、精神障がい等)
3.各障がいへの合理的配慮について
4.障がいのある方への接し方、対応方法

障がい者採用面接の留意事項とコツ

■研修のねらい

障がい者の方を採用する際「長く安定して働けるか」「職場に合った人材か」等の心配があると思います。36年間障がい者の方を採用し、高い定着率を誇る東京都ビジネスサービスだからこそお伝えできる、採用面接の際に質問すべきこと、見極めるポイントについて学ぶことができます。

■受講対象者

採用に携わる方

■プログラム

1.障がい特性について
2.障がい者採用の際の留意点
3.面接で聞くこと、見るポイントについて
4.戦力になる障がい者を見極めるコツ

社会人としてのビジネスマナー基礎講座

■研修のねらい

障がい者の方のなかには社会人として身に着けておくべきビジネスマナーが十分に身についていない方がいます。雇用している企業から言いにくい場合、身につけて欲しいビジネスマナーがある場合に障がい者の方にわかりやすく、実践も加えながら学んでいただきます。

■受講対象者

障がい者社員向け

■プログラム

1.なぜビジネスマナーが必要なのか
2.ビジネスマナーについて(社会人としての心構え、挨拶、報連相等)

メンタルヘルスケア講座

■研修のねらい

障がい者の方に安定して長く働いてもらうためには適切にストレスへ対処する必要があります。既に身につけている対処方法について振り返り、新たに身につけたい対処方法について考え、試していただきます。

■受講対象者

障がい者社員向け

■プログラム

1.ストレスとは
2.ストレス対処とは
3.自分のストレス対処方法について振り返る
4.新しいストレス対処方法を試す

グループワークで考える職場での振る舞い

■研修のねらい

職場で障がい者の方が困りやすい場面があります。しかし、その場での適切な振る舞い方については企業からは言いにくく、当事者からは聞きにくいことがあります。そのような場面について実際にロールプレイを通して適切な振る舞いについて考えていただきます。

■受講対象者

障がい者社員向け

■プログラム

1.職場で困る場面を考える
2.困る場面での適切な振る舞いを考える
3.実際に場面を設定してロールプレイ
4.実際の職場での振る舞いを考える

1クラスの受講人数25名
研修日数60分~90分
担当講師東京都ビジネスサービス株式会社

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