企業経営を支える管理職にとって、会計の知識は必要不可欠です。本プログラムでは、財務諸表の読み方を実践的に習得し、会計知識を身につけます。また、コーポレートガバナンスや内部統制を会計の視点から考え、適切に行動していくポイントを学びます。
ねらい
- 会計の知識を通じて、数字に強い管理職を育成する。
- 部門業務と財務を結びつけ、現場の改善と成果創出につなげる。
- 内部統制・リスク対応に必要な視点を、会計を基盤に養う。
効果
- 数字をもとに、管理職として的確な判断・行動ができるようになる。
- 会計の視点で部門の成果や課題を可視化し、改善できるようになる。
- 数字を正しく見る力が身につき、適切な内部統制につながる。
概要
企業経営を支える管理職にとって、会計の知識は必要不可欠です。しかし実際には、会計の知識が不十分なまま管理職となり、数字に基づいた判断や説明ができず、誤った意思決定を招くケースも散見されます。本プログラムでは、財務諸表の読み方を実践的に習得し、管理職に必要な会計知識を身につけます。また、コーポレートガバナンスや内部統制を会計の視点から考え、適切に行動していくポイントを学びます。
解決できる問題 | ・会計知識が乏しく、数字を根拠にした判断ができない ・自部門の成果や課題から、数字を元にした改善が進まない ・内部統制の理解が浅く、不正やトラブルに気づけない |
受講対象者 | リーダー、管理職 |
1クラスの受講人数 | 20名 |
研修日数 | 1日 |
担当講師 | 野田 弘子(プロビティコンサルティング株式会社 代表取締役/公認会計士) |
カリキュラム例
1.なぜ管理職に会計的視点が必要か?
・会計の強い会社はなぜ強いのか?
・企業を取巻く環境変化
2.管理職に求められる会計の基礎
・貸借対照表、キャッシュフロー
・自部門の活動が財務諸表にどのように反映されるのか?
3.内部統制の基本知識とリスクの考え方
・企業の存続を揺るがす不正事例
・内部統制の考え方
・リスクマネジメントのポイント
受講者の声
- 数字を読むだけでなく、自部門の状況を財務的に説明し、経営に役立つ提案ができる手応えを得られた。
- B/SやC/Fの構造は理解していたつもりだったが、なぜ今これが重要なのかを経営環境と結びつけて捉えることで、意思決定の精度が変わっていくと感じた。
- 内部統制やリスクマネジメントの問題についても、現場の一員として、自分ごととして捉えるべきだと痛感した。
講師の特長
・約20年にわたり、外資系金融機関で経理部長を歴任。
・日本企業に会計力をもった経営人材が不足していることを痛感し、コンサルティング株式会社を設立。
・会計人材育成のほか、近年はダイバーシティなどをテーマした研修も行っており、複数企業の社外取締役も務めている。
当社サービスや人材育成に関するお悩みについて、お気軽にお問い合わせください。