育児期とその先を見据え、仕事と育児の両立を主体的に考え、環境を整える意識を育みます。
*育休復職前後の社員が性別問わず参加できます。
導入のねらい
- 育児と仕事の両立に必要な視点を養い、安心して復職に臨める状態へ導く。
- 復職に伴う具体的な準備項目を整理し、計画的かつスムーズな復帰を後押しする。
- 育児期以降のキャリア継続を見据え、両立体制の構築と職場との良好な関係づくりを促す。
受講者が得られる効果
社会の変化や両立の3つのポイントを知り、不安を減らして育児期も安心して働けるようになる。
- ポイント1:取説力(整理&共有する力 )を活かして、自分の状況や希望を整理し、周囲に伝えて理解と協力を得やすくなる。
- ポイント2:相補力(お互いに補い合う力)を活かして、ストレスを溜めずに継続的なキャリアやスキルアップを目指せる。
- ポイント3:連携力(リソースを活用する力)を活かして、 負担の偏りを防ぎ、情報共有や時間管理がスムーズになる。
概要
復職を控えた育休中の社員、復職後に両立を模索中の社員に向けて、仕事と育児の両立のコツを伝えるプログラムです。ワークや対話により自己理解を深め、今後のライフキャリアや理想の「両立できている状態」をイメージします。自分らしいライフキャリアを描きながら無理なく働き続けるために、どんな工夫が必要か、どう家族と協力していくか、など具体的なポイントが分かります。
解決できる問題 | ・両立の基本知識が不足し復職に不安を抱えている社員がいる ・復職者が、希望や状況をうまく現場に伝えられていない ・助け合いや調整ができず復職の準備がスムーズに進んでいない |
受講対象者 | 育児期の社員 |
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 半日 |
担当講師 | 林田 香織(ワンダライフLLP 代表/NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事/NPO法人コヂカラ・ニッポン 理事) |
カリキュラム例
1. 社会的変化と育児期のライフキャリアの捉え方
社会的背景、性別役割分業、ライフキャリア等についてのデータの紹介
2. 両立体制構築のポイント
両立に役立つ3つの力(取説力/相補力/連携力)
上手くいかない時の具体策
3. 個々の希望を叶えるコミュニケーション
職場でのコミュニケーション(現状と希望の説明と壁打ち)
タイムマネジメント
復職準備項目の確認(育休中の場合)
受講者の声(例)
- 両立のポイントがわかって不安を減らすことができた。
- 自分の希望を整理して伝えられるようになれた。
- 職場と連携して復職の準備を進める自信が持てた。
講師の特長
・日米での指導経験と在米8年の視点を活かし、多様な日本語教育と育児支援に従事。
・年間2,000人以上が参加する対話型セミナーで高い満足度とリピート依頼を得ている。
・複数NPOの理事や著書・フォーラム登壇を通じ、男女共同参画や両立支援を広く発信している。
当社サービスや人材育成に関するお悩みについて、お気軽にお問い合わせください。