一人ひとりがイキイキと活躍する組織づくりをめざす

「アンコンシャスバイアス研修」

アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)は誰にでもあり、それに気づこうとすることが大切です。一人ひとりの違いを尊重し、多様な視点やアイデアの創出につなげることを目指します。

ねらい

アンコンシャス・バイアスとは
人が無意識のうちに持つ思い込みのこと。先入観や固定概念で思い込む「ステレオタイプ」や、このくらい問題ない、と思い込む「正常性バイアス」など、さまざまなタイプがあります。
  • アンコンシャスバイアスの基本を学び、誰にでもありうることを知る。
  • アンコンシャスバイアスに気づくことで、組織や個人の可能性を広げる。
  • 一人ひとりの「違い」を尊重した組織づくりを目指す。

効果

  • アンコンシャスバイアスを意識することで、思考停止にならずに多様なモノのの見方ができるようになる。
  • リーダーや管理職として、アンコンシャスバイアスがもたらす影響を意識して、判断・言動ができるようになる。
  • アンコンシャスバイアスに気づくことで、お互いを尊重し、率直なコミュニケーションができるようになる。

概要

アンコンシャスバイアスは、相手に対するものもあれば、自分に対するものもあります。まずはそれに気づき、対話を通じて違いを受け止め、多様な見方を受け入れることで、チームのメンバーが能力を発揮しやすくなります。お互いを尊重し、一人ひとりがイキイキと活躍する組織づくりを目指します。

解決できる問題・同質性の高い組織風土がある
・部下が意見を言いづらい空気がある
・新たなアイデアや柔軟な発想が出てこない
受講対象者中堅、リーダー、管理職、経営層
1クラスの受講人数24名
研修日数半日
担当講師守屋 智敬(株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役/一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 代表理事)

カリキュラム例

1.アンコンシャスバイアスとは何か?
 ・アンコンシャスバイアスが「わたし」にもあることを体感する。

2.判断・言動にひそむ「私」のアンコンシャスバイアス

3.ネガティブな影響を防ぐための3つの対処法
 ・意識する
 ・決めつけない、押しつけない
 ・影響に目をむけ、対応する

4.一人ひとりその時々と向き合うことの大切さ
 ・人や組織にどのような影響があるのか?
 ・「わたし」を主語に向き合い続ける

※「部下育成」「キャリアデザイン」「がん治療と仕事の両立」「DEI推進」などのテーマでの導入も可能です。

受講者の声

  • 決めつけ言葉の例を見て、自分が部下との会話でよく使っていたことに気づいた。特に「どうせムリだ」という言葉は、相手の可能性を狭めてしまう典型例だと理解できた。
  • 管理職として「配慮のつもりが相手に適していない」という視点が目から鱗だった。配慮の受け止め方が人それぞれ違うことを学び、一方的ではなく相手に確認することの大切さを実感した。
  • バイアスが日常にあふれていて誰にでもありうるという前提が、自責の念ではなく改善への前向きな姿勢を持てるよう配慮されていると感じた。
  • 日常的に陥りがちなバイアスを知ることができ、自分の思考パターンを客観視できるようになった。異なる意見や新しいアプローチにも耳を傾けるよう意識したい。

講師の特長

・2018年、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所を設立。アンコンシャスバイアス研修や認定トレーナー育成を行っている。
・アンコンシャスバイアスを切り口に、「がんと就労」「小・中学生にむけて」など様々な角度で研修・講演を行っている。
・著書「アンコンシャス・バイアス」マネジメント(かんき出版)ほか多数。

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