研修のねらい
仕事に対する自信と覚悟を持たせ、持つべき心構え・姿勢について啓発します
企業では出産で退職する女性社員が年々減少し、育児休業を取得して復職する社員が増加しています。中小企業でも育児短時間制度が義務化され、ますます育児休業、短時間勤務を利用する社員は増えていくことでしょう。これは、女性の活躍による経済活性化をめざしている政府の方針とも合致し、望ましい方向に進んでいるといえます。
ところが現場では、育休後復帰する社員の増加に伴い、子育てと仕事の両立に対する本人の準備や心構え不足といった問題が顕在化しています。このセミナーでは、復職前に当事者の意識を変えて自信と覚悟を持たせ、受け入れ側の組織にも意識付けを行うことを目的にしています。
研修の特徴
・育休後復帰する社員に自信と覚悟を持たせ、仕事を継続する際の心構えをインプットします
・周囲との信頼関係を築きながら、限られた時間内で成果を出す工夫の仕方やキャリアデザインの考え方にも言及します
・「ライフイベントに左右されないキャリアデザインの考え方」「女性社員活躍推進のための管理職向け研修」も可能です
研修プログラム例
1.会社からのメッセージ
・職場復帰への期待/歓迎メッセージ
・会社を取り巻く状況のアップデート
2.両立のための工夫
・仕事が育児に与える影響
・短時間勤務制度のメリット・デメリット
・時間の制約がある中で成果を出す工夫
・日本型キャリアデザインの考え方
3.体験談(パネルディスカッション)
・子どもの病気/家庭・職場での工夫
4.グループワーク
・仕事への意気込み/今すぐやること/交流
- 会社に貢献しできるように、復職後のキャリアビジョンを見据えた自己研鑽をしていきたい。
- 長期的な視野で現状を捉えることで、復職後も前向きに両立へ挑戦できると感じた。
- 自分だけの問題と思っていたが、夫の協力を得ることが重要だと思った。
- 復職後の1日のスケジュールなど細かなことを夫と話し合った。
- 夫婦で家事・育児を役割分担することを念頭において、日々の生活をするようになった。
- 夫婦でセミナーに参加したので、日頃の会話の中で復帰に向けた話題が出るようになった。
- 夫が保育園の送り迎えの約束をしてくれた。
- 夫が、帰宅時間を早められるよう効率的な働き方を意識してくれるようになった。
- 自分自身が知らず知らずのうちに、育児は母親があるものだという固定観念を抱いてしまっていたのだなと気付かされた。父親にももっと育児に参加してもらえるよう分担したい。
- 長期的な目線でキャリアを考えることの重要性を感じた。
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 1日 |
担当講師 | 山口 理栄(育休後コンサルタント(R)/青山学院大学 社会情報学研究科 ADPISAプロジェクト/株式会社山口企画 代表取締役) |
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