ビジネス課題に対して、解決までのプロセスを「質問カード」を用いて、体感的に学びます。質問することで考えを深め、課題発見や因果関係を把握し、解決策を導けるようになります。
「質問カード」とは
・「質問カード」は合計56枚あり、質問が課題解決の手順に合わせて6ステージに分かれています。
・ステージごとに個性の異なるキャラクターが登場し、あなたに質問します。
・すべての質問に答えたら、ステージごとにまとめをし、次のステージ進み、6ステージクリアで解決策ができます。
表面はステージごとの共通の質問、裏面はこの共通の質問に答えるための詳細な質問があります。『56の質問カードで身につくプロの課題解決力』より
ねらい
- 論点整理・因果関係の把握など、課題解決に必要な思考の筋道を「質問カード」で楽しみながら習得する。
- 属人的・感覚的な思考から抜け出し、課題発見から解決までの汎用フレームを浸透させる。
- 課題に直面した際に思考停止せず考え抜く力を養い、業務の質とスピードの向上を目指す。
効果
- 課題解決までの思考プロセスが身につき、現場でも課題を見つけて、解決に向けてスムーズに確実に進むようになる。
- 自ら問いを立て、考えを深める姿勢が育つため、顕在化していない問題にも気づけるようになる。
- 課題解決のプロセスを組織全体で共有することで、建設的な提案や改善が生まれ、成果につなげられる。
概要
ビジネス課題に対して、「考えが浅い」「そもそも考えるべきポイントが分からない」など正しい解決策が分からず悩むケースは多く見られます。本プログラムでは、課題解決までのプロセスをツール「質問カード」を用いて、体感的に学びます。曖昧な思考や悪い状況を「質問」することで整理し、モノゴトの因果関係を把握し、最終的に解決のポイントを抑えることができるようになります。
解決できる問題 | ・問題解決に向けた考える力の不足 ・思考を深め鍛える機会の不足 ・考えがまとまらず、成果につながらない |
受講対象者 | 若手、中堅 |
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 1日 |
担当講師 | 渡辺 パコ(株式会社水族館文庫代表取締役/デジタルハリウッド大学教授) |
カリキュラム例
ステージ1:ざっくり考える対象を決める
ステージ2:事実を確認する。正確にする
ステージ3:因果関係を明らかにする→因果関係図の作成
ステージ4:目指すものをはっきりさせる
ステージ5:解決ポイントを押さえる
ステージ6:解決策を決める→課題のメッセージ化
上記のステージ1~6のプロセスを「質問カード」を用いて、繰り返し、学習します。
受講者の声
- 質問カードを使ったことで、どう考えればよいかよく理解できた。
- 課題解決に向けて、思考が迷走せずにサクサク考えられるようになった。
- 思考力の研修は硬くなりがちだが、キャラクターを使って理解が進むのがよかった。
講師の特長
・学習院大学卒業後、コピーライターを経て、人材、人事、経営のコンサルタントとして活動。
・グロービス、デジタルハリウッド大学などで講師を担当。
・著書『56の質問カードで身につくプロの課題解決力』(かんき出版)ほか多数。
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