介護は誰にとっても無関係ではなく、突然始まり長期化する可能性があります。仕事を続けながら介護に向き合うための現実的な備えと、組織で支え合う視点を実践的に学びます。
導入のねらい
- 介護を「特別な出来事」ではなく身近な経営・組織課題として捉える
介護は誰にでも起こり得る長期的な課題であることを理解し、早い段階から備える意識を醸成する。 - 仕事と介護を両立するための現実的な選択肢を知る
介護保険サービスや職場制度の基本を理解し、仕事を続けながら介護に向き合うための具体像を描く。 - 「お互い様」で支え合える職場づくりの土台を築く
当事者だけで抱え込まないために、職場全体で介護を理解し合う風土づくりを促す。
受講者が得られる効果
- 介護に対する漠然とした不安が整理される
介護の全体像や初動対応を知ることで、「何から考えればよいか」が明確になる。 - 仕事を続けながら介護に向き合うイメージが持てる
同居介護・遠距離介護・施設介護など、様々なケースを通じて現実的な両立イメージを描けるようになる。 - 相談しやすい職場づくりへの意識が高まる
介護を抱える社員への理解が進み、「相談してよい」「支え合ってよい」という共通認識が生まれる。
概要
仕事と介護の両立は、一部の社員だけの問題ではなく、誰もが直面し得る組織課題です。しかし、介護に関する知識不足や準備不足により、不安や離職、生産性低下につながるケースが増えています。本セミナーでは、介護を特別な出来事ではなく身近な課題として捉え、介護の基礎知識や制度、実際のケースをもとにした両立の具体策を学びます。仕事を続けながら介護に向き合うための具体的なイメージを持つとともに、職場全体で支え合う風土づくりへの意識を高め、組織としての持続的な生産性向上につなげます。
| 解決できる問題 | ・介護を理由とした離職や休職が発生し、貴重な人材の流出につながる ・職場で介護への理解が進まず、相談しづらい風土や属人的な対応が生まれる |
| 受講対象者 | 管理職・希望者(主に40代以上の従業員) |
| 1クラスの受講人数 | 制限なし |
| 研修日数 | 120~180分 |
| 担当講師 | 一之瀬 幸生(セントワークス株式会社ワーク・ライフバランスコンサルタント) |
カリキュラム例
1.データからみる介護問題の概要
・介護にかかる期間、介護の制度と日本における介護問題の概要
・(受講者へのアプローチ)なぜ介護問題が浮上してきているのか(人口分布図や介護にかかる期間など)
2.自分の家族環境を見える化【ワーク】
・親についてのチェック&家族構成図を作成
3.介護の現実
・要介護状態になる理由
・施設はすぐに入れるとは限らない、自分も介護に携わる可能性がある
・介護に直面すると今までのようには働くことは難しい
4.介護に関する基本的情報
・介護認定に至るまでの流れ
・介護保険制度と介護サービスについて(サービス概要と料金)
・両立に向けたサービス利用方法のコツ
5.会社の介護に関する制度
6.ケーススタディ【ワーク】
・「ケース:どんな介護保険を利用する?」
・「ケース:もし親が要介護状態になったら」
・具体的に、どんなサービスを使うことになるのか理解を深める
7.介護と上手く付き合っていくために
・職場/家庭それぞれの場での両立のヒント
・自組織ではどのような両立方法が考えられるか
8.介護と仕事の両立のための考え方
・介護は全て自分で請け負うのではなく、色々な情報を得て、介護と仕事の両立のための施策を考えることが大切なことを知る。
・介護と仕事を両立できる職場作りが大切なことを感じる。
・職場だけでなく家庭でもすぐに出来る取り組み
受講者の声(例)
- 事例を元に各種サービスをどのように使うか具体的に考えることができ大変ためになった。
- 直面する前に情報を得ることができて大変参考になりました。
講師の特長
・大手旅行会社で働き方改革を実践し全国優秀社員賞を受賞。
・大手企業・官公庁を中心に多数の研修・コンサルティング実績を有する。
・育休を2回取得し、育児と仕事を両立している当事者としての実体験から説得力のある研修が好評。
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