グローバル人材は、多様な文化や価値観を受け入れる姿勢や柔軟な対応力が求められます。異文化な環境でも信頼関係を構築し、成果を出せる力を養います。
ねらい
- 演習を通じて異文化環境で働く際に直面する課題を体験し、現場での行動変容を促す。
- グローバル人材に求められる要素を理解し、アセスメントで自分の現状を客観的に把握する。
- 異文化間のコミュニケーションの違いや、自分の中のアンコンシャスバイアスを理解し、違いを受け容れた上で効果的なコミュニケーションを実践する力を養う。
効果
- 異文化環境で直面する課題を振り返り、自分の行動特性を理解したうえで、状況に応じて行動を選び直す力を発揮できるようになる。
- グローバル人材に必要な視点を身につけることで、価値観や背景の違いを踏まえて相手の考えを引き出し、理解を深め合う対話ができるようになる。
- 異文化間のコミュニケーションを実践する力を身につけ、異文化環境の中でも信頼関係を築きながら成果を生み出すチーム運営ができるようになる。
概要
外国人採用やグローバルに展開する企業が増加する中、グローバルに活躍できる人材育成においては、語学力だけでなく、自分自身の行動特性や価値観に気づき、多様な文化や価値観を受け入れる姿勢が求められます。異文化コミュニケーション力を高め、信頼関係を構築していくためのグローバルマインドセットを実践的に習得します。
解決できる問題 | ・グローバル人材としてのマインドの不足 ・様々な文化背景を持つメンバーとの信頼関係が築けていない ・異文化環境での柔軟な対応力がない |
受講対象者 | 若手、中堅、リーダー、駐在対象者、外国籍社員など |
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 半日、1日 |
担当講師 | 佐用 香代子(株式会社HRインスティテュート コンサルタント) |
カリキュラム例
1..グローバルマインドセット
・企業が求めるグローバル人財とは?
・グーバルマインドセットモデル&9つのコンピテンシー
・〈演習〉36問チェックの振り返りと課題の抽出
2.異文化コミュニケーションに必要な知識と心構え(知的資本を高める)
・「知る」ことの重要性 ―異文化理解とステレオタイプの違い
・空/雨/傘で客観的に考える
3.様な価値観を知る(心理的/社交的資本)
〈演習〉異文化体験演習
・カルチャーマップ~8つの指標から読み解く
・異文化理解のコツ~学ぶ/理解する/適応する
4.アクションプラン作成
・自分のビジョンと具体的なアクションを考える
講師の特長
・大学卒業後、日系大手製造業にて国内外営業を経験し、営業マネージャーとしてイギリスに5年間駐在。
・豊富なグローバル経験から、グローバル人材育成に関するテーマを得意とする。
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