ナラティブ・アプローチで仕事と自分の強みをつなげる

「キャリアデザイン研修」

これまでの経験やこれからのビジョンを意味づけする「ナラティブ・アプローチ」を通じて、若手社員のキャリア自律を促進。自分の強みや価値観を言語化し、主体的にキャリアを描く力を育みます。

導入のねらい

  • 若手社員一人ひとりが自分の強みや価値観をもとにキャリア自律を促進し、未来を見据えた主体的な行動を促す。
  • キャリアは計画だけでなく偶然の出会いや出来事からも形成されることを理解し、前向きに機会を活かす姿勢を育む。
  • 自分の経験や成長のストーリーを言語化することで、組織の中での役割意識と中長期的な目標意識を強化する。

受講者が得られる効果

  • 自分の価値観・強み・大切にしたいことに気づき、キャリアの軸を明確にできるようになる。
  • 身の回りで起こる出来事や経験を意味づけ、自らの成長ストーリーとして前向きに捉えられるようになる。
  • 将来のビジョンやゴールを描き、日々の業務を自分のキャリアにつなげる行動を起こせるようになる。

概要

変化の激しい時代において、若手社員が自らのキャリアを主体的に描く「キャリア自律」は、企業の人材育成に欠かせないテーマです。本研修では、これまでの経験やこれからのビジョンを意味づけする「ナラティブ・アプローチ」を取り入れ、自分の強み・価値観・経験を言語化し、キャリアの軸を明確化します。キャリア形成やキャリア開発の過程で起こる出来事を前向きに意味づけ、日々の業務に目的と意義を見いだして、自分の成長ストーリーにつなげます。若手社員が自分らしいキャリアを描き、主体的な行動を起こすための実践型プログラムです。

解決できる問題・受け身な若手社員が目立つ
・社員のモチベーションが低下している
・変化や異動の不安が大きく、前向きに行動できない
受講対象者若手、中堅、リーダー、新任管理職
キャリアの転機(育児・異動・昇進など)を迎える社員にもおすすめ
1クラスの受講人数24名
研修日数1.5日
担当講師長谷川 岳雄(株式会社みらいへ 代表取締役)

カリキュラム例

1.キャリアデザインとは何をすることなのか?
 ・なぜ今、キャリアデザインなのか?
 ・計画か?それとも偶然か?戦略論から学ぶ4つのキャリア観
 ・節目でキャリアをデザインする4つのステップ
 ・いつどんな壁が立ちはだかるのか?(生涯発達心理学)

2.自分らしさに気づく / Know the Self
 ・ “自分らしさ”に気づくとは何に気づくことなのか?
 ・ターニングポイントを言語化する
 ・MPS(得意なこと×好きなこと×大切なこと)を言語化する

3.未来を描く / Design the Future
 ・ビジョン・メイキング(ビジョンを言語化・可視化する)
 ・センスメイキング(パーパスを言語化・可視化する)
 ・自己のポジショニング(“自分ならでは”を言語化する)

4.自分を動かす / Lead the Self
 ・行動変容を促す3つの要素(目的地・現在地・目の前の一歩)
 ・ モチベーションを上げる4つのキーワード
 ・セルフ・コーチングのすすめ

5.偶然に出会う / Meet by Chance
 ・ 偶然を味方にする人の5つの特徴(計画的偶発性理論)
 ・ 転機のくぐり抜け方(トランジション論)
 ・幸せな人とそうでない人を分けているもの(ウェルビーイング研究)

6.ストーリーとしてのキャリアデザイン
 ・ストーリーとしてのキャリアデザイン9マスシートの作成

講師の特長

・大手事業・金融グループ企業で人事部門の責任者を務め、採用・制度設計・人材育成を主導。実践に根ざした人事・育成の専門家。
・MBA、国家資格キャリアコンサルタント、プロフェッショナルコーチ、MBTI認定ユーザーなど、人と組織の成長を支援する資格を保有。
・大学教員・企業研修講師として、リーダーシップとキャリア開発をテーマに幅広い層を支援。

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