部下との対話が指摘や改善に終始すると、メンバーの主体性や前向きな行動を引き出しにくくなることがあります。本研修では、ソリューション・フォーカスの考え方をもとに、「どうすればできるか」に目を向けた対話と部下の行動変容を引き出すマネジメントを学びます。
導入のねらい
解決志向の組織風土の醸成
問題ではなく解決に焦点を当てる思考・対話を浸透させ、前向きに行動できる組織文化を醸成する。主体的行動を引き出すマネジメントの実現
メンバーの強みや可能性に着目した関わりを通じて、自発的な行動を促すマネジメントを実現する。意思決定・問題解決のスピード向上
解決志向の思考を取り入れることで、無駄な分析や停滞を減らし、迅速な意思決定と行動につなげる。
受講者が得られる効果
解決志向で物事を捉えられるようになる
問題の原因ではなく「どうなりたいか」「どうすればできるか」に意識を向け、思考と行動を変えられるようになる。対話を通じて相手の力を引き出せるようになる
OKメッセージや質問を活用し、相手の強みやリソースを引き出すコミュニケーションができるようになる。具体的な行動につなげる関わりができるようになる
スモールステップやスケーリングなどの手法を用い、現実的な行動変化を促す関わり方を実践できるようになる。
概要
ソリューション・フォーカスは、「何が悪いか」ではなく、「どうなりたいか」「どうすれば前に進めるか」に焦点を当てる思考法とコミュニケーション手法です。本プログラムでは、OKメッセージやスケーリング、スモールステップなどの具体的なアプローチを体験しながら、問題志向から解決志向への思考転換を促します。ケーススタディや対話を通じて、部下との関わり方や組織内コミュニケーションを見直し、現場で実践できる行動へと落とし込んでいきます。
| 解決できる問題 | ・問題や原因追及に偏り、議論や意思決定が前に進まない ・部下との対話が指摘・指導中心になり、主体的な行動を引き出せていない ・組織として解決志向の風土が弱く、前向きな行動変容につながらない |
| 受講対象者 | 管理職(課長~部長クラス) |
| 1クラスの受講人数 | 20~30名程度(応相談) |
| 研修日数 | 半日または1日 |
| 担当講師 | 張 琴(社会教育研究所 所長) |
カリキュラム例
1.ソリューション・フォーカスとは
・問題志向と解決志向「P-focusとF-focus」
・ソリューションビルディング(解決構築)とは
・SIMPLEの原則
・マネジメント現場での応用事例
・(グループワーク)「組織的な問題」について討論
2.「解決志向」への転換へつなげるワーク
・「スパークリングモーメント」リストの作成
∟自分のこれまでの人生の中で、自分が輝いている瞬間を思い浮かべ、リストアップする
∟これが自分の真価だと思える価値などを書き出す
3.ソリューション・フォーカスを体感する
・マインドデジタルとOKメッセージ
・評価面談での応用事例(ルエーガー方式)
∟(ペアワーク)評価面談の体験
・サクセストークとソリューショントーク
4.SFP(ソリューションフォーカスプロセス)をより深く落とし込む
・SFPの体験
∟(ペアワーク)5つの要素「プラットフォーム」「フューチャーパーフェクト」「ソリューションリソース」「スケーリング」「スモールステップ」
・OSKARモデル(1分間シンプルコーチング)
・リフレクティンググループ
5.SFPを実務に活かす
・ソリューションフォーカスの考え方を活かしたAAR会議とは
∟(グループワーク)AAR法を使って1日を振り返る
・気づきや学び、明日からのアクションを発表する
受講者の声(例)
- 問題点ばかりに目を向けると、相手の行動が止まりやすくなることに気づけた。
- 部下との面談で、相手の可能性を引き出す質問ができるようになった。
- 小さな行動変化から進める考え方を現場で活かせそうだと感じた。
講師の特長
・SFA(ソリューション・フォーカス・アプローチ)の専門資格を持ち、解決志向を組織開発やマネジメントに活かす実践支援を行う。
・理念浸透や組織変革支援にも長年携わっており、現場で停滞しがちなコミュニケーションや意思決定を前向きな行動につなげる視点を提供する。
・理論解説に留まらず、対話やワークを通じて、日常業務で再現しやすいコミュニケーション手法として落とし込む研修設計を強みとしている。
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