セルフマネジメントとは?
セルフマネジメントとは、「自己管理」のこと。目的・目標の達成や自己実現のために、自分自身の思考、感情、行動を管理するスキルです。リモートワークやフレックスタイムなどの制度の普及により、働くスタイルが多様になったことで、自分自身でコントロールすることがこれまで以上に求められるようになりました。
当研修は、大平信孝氏のベストセラー『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)をベースにしたプログラム内容です。面倒くさがる脳をやる気にさせるスイッチをいれ、やる気や根性に頼らず、すぐやる人になれる内容です。
セルフマネジメントが注目される背景
①リモートワークの普及
リモートワークやフレックスタイムなどの制度の普及により、働くスタイルが多様になりました。従来のように監視・管理される環境下ではないため、自分自身でコントロールすることがこれまで以上に求められるようになりました。
②生産性向上
企業では、働き方改革の一環として長時間労働の是正に取り組んでいます。業務の効率化のため、従業員一人ひとりが時間、業務タスク、体調、メンタルなどを自己管理し、限られた時間の中で自分のパフォーマンスを発揮させることが重要視されています。
③精神面・体調面でのヘルスケア
環境変化により、精神や体調が不調になることがあります。自分の感情・思考や体調をコントロールし、不健康にならないようセルフケアする必要があります。
研修の目的
・従業員一人ひとりが、自分自身の思考、感情、行動を自己管理することにより、安定した精神状態・健康状態を維持できる。
・どのような環境下であっても、限られた時間の中で自分の能力を最大限発揮できる。
研修の特徴
当セルフマネジメント研修は、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を学べるプログラムです。
やりたいことはあるけれど、それを実現するための行動を起こせないことはありませんか?
「だから私はダメなんだ」「いつもギリギリにならないと動けない」「あのとき動いておけばよかった」と自分を責めていませんか?
先延ばししてしまう原因は、その人の性格や能力のせいではなく、脳の仕組みにあります。
人間の脳は、生命維持のため、できるだけ変化を避けて現状維持しようとする防衛本能が働いています。その面倒くさがる脳の仕組みを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、誰でも自分を動かすことができるようになります。
このような課題を抱えている社員におすすめの研修です
・セルフマネジメントの基本を知って、仕事や日常に活用したい
・やるべきことにスムーズに着手できるようになりたい
・在宅勤務での行動の質をあげ、成果を最大化したい
・リモート環境下で「ダラダラ気分を一瞬で変えるルーティン」を活用したい
・タスク管理のコツを知り、実践できるようになりたい
・やる気に頼らずコツコツ淡々と行動し成果に結びつけたい
研修プログラム(3~4時間の場合)
1.ワーク-仕事をする際、現状気になっていること、課題、悩みは?
2.学習の5段階
①知らないからできない
②知っていてもできない
③意識すればできる
④無意識にできる
⑤教えられる
3.アドラー心理学の三大特徴(目的論、課題の分離、自己決定性)
4.1分で実践できるセルフマネジメント「スケーリング」
5.1分間行動イノベーション
6.ダラダラ気分を一瞬で変えるルーティン
7.クリエイティブに考えるための「目的論的アプローチ」
8.着手力を格段にあげる「10秒アクション」
9.自分の現在地を知り、自分でリカバーしていく方法
行動イノベーションとは?
行動イノベーションとは、アドラー心理学と脳科学をベースに大平信孝氏が開発したメソッドです。自分の欲望に向き合い、どうなりたいのか、どうすればもっとうまくいくのか目的を明確にします。目標を意識することで行動が変わり、結果が変わるプログラムです。
1.アドラー心理学をベースにしたプログラム
アドラー心理学とは「原因論=なぜダメなのか?どこがダメなのか?」ではなく、「目的論=どうすれば今よりもっとうまくいくのか?」を考え、実行する心理学といいます。過去を振り返ってダメだったことの原因を探るより、今、どうすればいいのかにフォーカスしていきます。これからのこと=未来のキーになるのが「欲望」です。人は、「自分が本当にやりたいことならいくらでも頑張れる、続けられる、成長できる」という性質を持っているといいます。研修では、本当は何がしたいのか、自分の欲望に向き合い、「自分の頭の声、体の声、心の声」を聞き、リーダーである自分がしたいことを明らかにしていきます。
2.最新脳科学を用いたプログラム
脳科学は、ヒトを含む動物の脳が生み出す機能を探求する学問。ビジネスにおいては、目標設定や部下のマネジメントで応用されています。また、個人の習慣や普段の行動を継続的なものにすることにも効果的です。
3.アドラー心理学×最新脳科学⇒行動イノベーション
欲望に向き合う⇒行動に変化が起きる⇒結果が変わる
対話を通じて、気づき、定義づけ、要素を見つけます!
セルフマネジメントの他、このようなテーマの研修で活用できます。
・リーダーシップ
・部下育成
・新任管理職研修
・モチベーション・マネジメント
・行動習慣化 など
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 3~4時間 |
担当講師 | 大平 信孝(株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役) |
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