「DEI (Diversity Equity &Inclusion)研修」

人的資本経営の要となるDEI推進。制度は整っても現場の意識が追いつかない課題が存在します。アンコンシャスバイアスを打破し、多様な個性を活かす実効性の高いマネジメントへの変容を支援します。

導入のねらい

  • 形式的な制度導入に留まらない、実効性の高いダイバーシティ&インクルージョン(DEI)の実現し、人的資本経営を加速させる。
  • 管理職が多様な部下を活かすマネジメント手法を習得し、心理的安全性の高い組織風土を醸成する。
  • コミュニケーションの弊害となるバイアスを排除し、組織全体のエンゲージメント向上とグローバル競争力の強化を目指す。

受講者が得られる効果

  • 管理職がアンコンシャスバイアスを自覚し、属性を問わず誰もが能力を発揮できるよう、具体的に行動できるようになる。
  • 自分や周囲に対する思い込み(バイアス)を自覚することで、キャリアを諦めることなく、主体的に挑戦する姿勢へと変化する。
  • 制度の理解に留まらず、自身の言動が組織に与える影響を認識し、客観的で公正な育成・評価を実践できるようになる。

概要

本プログラムは、多様な人材が真に共鳴し、高め合う組織への変革を目指します。その土台として、全員が「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」に向き合い、相互理解を深めるプロセスを重視します。対話やワークを通じて、一人ひとりの自己認知と他者受容を促進。個人の意識変革が連鎖し、組織全体の心理的安全性が高まることで、誰もが活躍できる企業文化の醸成につなげます。

解決できる問題・DEI施策を何から進めていいかわからない
・働きやすい制度はあるのに、現場のマネジメントが追いついていない
・女性管理職比率を上げるための育成や意識改革が進まない
受講対象者中堅、管理職
1クラスの受講人数24名
研修日数60分~3時間
担当講師杉本 美晴(アット・ワンス株式会社代表取締役)

管理職向けマネジメント(ダイバーシティ&インクルージョン)

カリキュラム例

1.なぜダイバーシティ&インクルージョンなのか?
 ・ダイバーシティ&インクルージョンとは?
 ・日本の現状(女性の活躍状況を中心に)
 ・現状を確認して気づいたこと

2.ダイバーシティ&インクルージョンは本当に必要なのだろうか?
 ・これからの自分たちの組織にD&Iは必要だろうか?
 ・D&I推進に影響するアンコンシャスバイアス

3.これからの職場風土を醸成するためのマネジメント
 ・多様性を推進するためのコミュニケーションのコツ
 ・一人ひとりでできること
 ・組織のみんなでできること

アンコンシャスバイアス研修

カリキュラム例

1.アンコンシャスバイアスを知る 「アンコンシャスバイアス」とは?
  ・様々なワークをとおして、アンコンシャスバイアスが「わたし」にもあることを体感する。

2.アンコンシャスバイアスの影響に気づく 「アンコンシャスバイアスの何が問題となるのか?」
  ・どんな問題・影響がおきる可能性があるのか?をワークをとおし、考える。

3.アンコンシャスバイアスへの対処法
  ・「決めつけない」「押しつけない」
   (アンコンシャスバイアスは決めつけや押しつけの言動にあらわれる)
  ・「影響に目をむけ、対応する」
  ・自己認知のために:私のアンコンシャスバイアスを振り返る

4.「わたし」を主語に、アンコンシャスバイアスに向き合い続ける
  ・人や組織にどのような影響があるのか?
  ・アンコンシャスバイアスに気づいてよかったとは?
  ・「わたし」を主語に向き合い続ける

受講者の声(例)

  • 良かれと思った配慮はバイアスだったと振り返った。
  • 自分の経験則を押し付け、相手の視点を遮っていたことに気づけた。
  • 属性による「決めつけ」で成長機会を奪っていたかもしれないと思った。

講師の特徴

・金城学院大学卒業後、日本オフィスシステム株式会社を経て研修講師に転身。
・2001年 アット・ワンス(株)を設立。20年以上にわたりビジネススキルやコーチング、ハラスメント対応などの研修に携わる。
・2012年 金城学院大学大学院博士課程人間発達学専攻前期修了
 修士論文「なぜ女性管理職・リーダーは増加しないのか ~キャリアの迷宮尺度開発の試み~」
・2019年 一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 理事就任。

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