言いたいことを我慢し続けても、反対に強く伝えすぎても、良い対話にはつながりません。本研修では、自分も相手も大切にしながら、必要なことを適切に伝える方法を学びます。
導入のねらい
- 意見を言い合える風土の醸成
自他尊重を共通のコミュニケーション基盤とし、立場や年齢にかかわらず安心して意見を伝え合える関係性をつくる。 - 部署・立場を越えた連携の促進
遠慮や対話の回避を減らし、相手の状況を理解しながら共通の目的に向けて確認・提案・歩み寄りができる組織を目指す。 - 対話による問題解決力の向上
意見の違いを我慢や一方的な主張で終わらせず、双方向の話し合いを通じて選択肢を探る風土を育てる。
受講者が得られる効果
- 自分のコミュニケーションの癖を理解できるようになる
「遠慮して言えない」「強く言いすぎる」といった自身の自己表現の傾向を振り返り、より適切な伝え方を考えられるようになる。 - 相手視点を持って伝えられるようになる
相手の話を聴き、気持ちや状況を理解したうえで、自分が伝えたいことを整理して表現できるようになる。 - 難しい場面でもアサーティブに対話できるようになる
依頼・断り注意・意見の相違などの場面で、客観的事実や自分の気持ち、希望・代替案を整理して伝えられるようになる。
概要
アサーティブ・コミュニケーションとは、自分の意見を一方的に押し通すことでも、自分を抑えて我慢することでもなく、「自分も相手も大切にする自己表現」です。
本研修では、攻撃的・非主張的・アサーティブという3つの自己表現の違いを整理したうえで、「相手視点を持つ」「アサーティブな対話力を身につける」「互いに尊重する」の3ステップで実践します。セルフチェックやケース演習、DESC法を通じて、依頼を断る、異なる意見を伝える、部署間で調整するといった職場の難しい場面でも、関係を壊さず対話を進める力を養います。
| 解決できる問題 | ・相手や立場によって自分の意見をうまく伝えられず、言葉を飲み込んでしまう。 ・依頼を断る、異なる意見を伝える、注意・指導するといった場面で、遠慮しすぎたり感情的になる。 ・部署や立場を越えた相手との対話を避けてしまい、必要な確認・提案・連携が進みにくい。 |
| 受講対象者 | 若手社員、中堅社員、管理職 など |
| 1クラスの受講人数 | 20~30名 |
| 研修日数 | 半日、1日 など |
| 担当講師 | 内村 広樹(株式会社元氣応援団 代表取締役 団長) |
カリキュラム例
1.オリエンテーション
・現場の様子や課題感の共有
・これまでのコミュニケーションの振り返り
2.相手視点をもつ
・信頼関係のベース
・自己重要感とは
・相手にさらに関心を持つ
・コミュニケーションの落とし穴「相手理解チェックシート」(ワーク)
3.アサーションを身につける
・アサーションとは
・アサーティブ・コミュニケーションが求められる背景
・「攻撃的」「非主張的」「アサーティブ」の3つの自己表現
・アサーション診断(ワーク)
・アサーションの磨き方
4.アサーティブな対話を実践する
・DESC法:客観的事実・気持ち・提案・選択肢を整理する
・DESC法を用いて、相手を尊重しながら依頼を断る(ケース演習)
∟題材例「上司からの資料作成依頼」
・そのほかケース事例とともに考える
5.互いに尊重する
・自己受容とは
・“互いに尊重する”ためのシンプルな考え方
・できることは実行し、できないことは助けを求める姿勢
6.クロージング
・アクションプラン:職場でどのように活かすかを考える
受講者の声(例)
- 自分が「言えずに我慢する」「強く言いすぎる」のどちらに偏りやすいかを振り返り、伝え方の癖に気づけた
- アサーティブとは、自分の意見を通すことではなく、自分も相手も尊重しながら話し合うことだと理解できた
- DESC法を使うことで、断りにくい依頼や意見の違いがある場面でも、何をどう伝えればよいか整理できた
講師の特長
- リクルートトップパートナー企業で12年間、求人広告営業と営業マネジメントを経験し、その後は若手社員向け研修の登壇・企画や、中小企業の人材・組織開発支援に携わっている。
- アサーティブ・コミュニケーションを単なる伝え方のテクニックではなく、「相手視点」「対話力」「相互尊重」の3ステップで捉え、マインドとスキルの両面から実践につなげる。
- 明るく親しみやすい雰囲気で受講者に寄り添い、一人ひとりの発言や気づきを丁寧に受け止めながら進行。受講者の「やってみよう」という気持ちを引き出し、前向きな一歩を後押しする熱意あるファシリテーションを得意とする。
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