ロジカルに思考を整理する

「ミニマルシンキング研修」

ねらい

ミニマルシンキングとは
ミニマルシンキングとは、頭の中から「考えてもムダなこと」を削ぎ落とし、「考えるべきこと」を最小限(ミニマル)に絞り込む思考法です。ロジカルシンキングを学ぶ前に身につけておきたい、考え方の土台となります。
  • 問題解決に向けて、考えるべきことにフォーカスした、ミニマルな思考法を身につける。
  • 「考えるべきではないこと」「考えても仕方がないこと」など脳内のノイズを断捨離し、思考を整理する方法を学ぶ。

効果

  • シンプルかつ最小限に整理する思考の習慣が身につき、複雑な問題も整理して、解決の糸口を見つけられるようになる。
  • 物事の本質を捉えて考えられるようになり、論点を明確にした問題提起や原因分析ができることで、説得力のある説明ができるようになる。
  • 利害が対立する議論など難易度の問題に対しても、解決に向けた合理的な対処ができるようになる。

概要

本質的な問題解決をゴールとし、難しく複雑にアプローチしがちなロジカルシンキングではなく、シンプルな解決策を3つのルールに当てはめて実践的に習得します。ミニマルシンキングの生みの親である鈴木鋭智氏が、事例やマトリックスを用いてわかりやすく伝えます。

解決できる問題・問題の要点を抑えておらず、課題解決が進まない
・作成した資料が的を得ていない
・議論が本質からずれていき、会議時間が長い
受講対象者若手、中堅
1クラスの受講人数24名
研修日数1日
担当講師鈴木 鋭智(ビジネス書・受験参考書著者/合同会社ロジカルライティング研究室 代表)

カリキュラム例

1.なぜ「ロジカルシンキング」は身につかないのか?
 ・問題解決の成功例と失敗例
 ・正しい思考を妨げる「脳の癖」

2.ミニマル思考 ロジカルシンキング以前の「思考の整理法」
 ・説得力のある問題提起
 ・解決につながる原因分析
 ・空回りしない解決策

3.ロジカルシンキングの基本ツール「マトリックス」を使いこなす
 ・MECE どの切り口で分類する?
 ・縦軸と横軸
 ・評価「2×2」の表から結論を導き出す

4.究極の選択「ジレンマ問題」への対処法
 ・コスト vs 安全性 …リスクの評価
 ・組織 vs 個人 …論点のズレの発見
 ・自由 vs 規制 …発想を飛躍させる

PDCAにつなげるワークを取り入れたプログラムもございます。
〈PDCAをミニマル思考で問題解決研修〉
1.なぜ人は問題解決でしくじるのか
2.世界一単純な問題解決のルール
3.実践編・身の回りの問題を解決してみよう
4.なぜPDCAが機能しないのか?
5.実践編・PDCAを回す「カイゼン」ゲーム

受講者の声

  • どのように問題の原因を絞っていくかを理解できた。意見が対立したときの会議に活用できると思う。
  • 余計な部分をそぎ落とす「ミニマル」という考え方が新しく、普段の考えにムダが多いことを知ることができた。
  • ミニマルシンキングだけではなく、文章の書き方やプレゼンの参考にもなった。箇条書きの構成が分かりやすかった。

講師の特長

・大手予備校の小論文講師として15,000本以上を添削した実績を活かし、課題の丁寧なフィードバックが好評。
・研修を「楽しく学べて役に立つ魔法」に変えるべく、多数の社員教育に携わる。
・著書『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』(かんき出版)ほか多数。

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