男性育休促進研修~男性育休を起爆剤として、誰もが働きやすい職場つくりを推進する~

男性育休の義務化とは?

2021年6月に可決・成立した育児・介護休業法。男性の育児休業取得促進を目的とし、出産・育児等による離職を防ぎ、男女ともに仕事と育児等を両立できるようになります。出生時期における柔軟な育児休業の枠組みの創設、育児休業を取得しやすい雇用環境整備、労働者に対する個別の周知・意向確認の措置が義務付けされました。制度周知、意向確認、職場環境整備、出生時育休は、2022年4月、2022年10月に段階的に施行され、男女関係なく育児休暇の取得促進が企業に求められています。

このような課題がある職場は早期対策が求められます

・男性が育休を取得できる雰囲気ではない
・育休を取りたいと言える職場風土ではない
・性別で業務のレベルを変えている
 
男性育休の取り組みを推進しないと「パタハラ」が発生する可能性があります。法律違反は公表され、ブランドイメージが悪化し、採用活動にも影響します。男性育休を職場の働き方改革の起爆剤として捉え、仕事を棚卸し、業務の属人化をなくし、育児・介護や病気などで人が休んでも生産性を低下させない職場つくりが不可欠です。

研修プログラム例

プログラム1:知らないでは済まされない!育児・介護休業法改正ポイントとその対応

■ねらい

・男性育休が女性活躍、これからの職場づくりやチーム戦略の起爆剤になることを理解する
・育児・介護休業法の改正ポイントを理解する
・自分と組織がともに成長し、チーム力を高めるためのマネジメントと職場づくりを実践するヒントを得る

■プログラム

【Part1】イマドキ子育て世代の育休戦略
・イマドキ子育て世代の取り巻く環境はこれだけ変った
・国はなぜ男性育児参画推進に力を入れるのか など
【Part2】今から知っておこう!育児・介護休業法改正のポイント
・個別周知と意向確認の義務化(改正育児・介護休業法)
・ファザーリング・ジャパン隠れ育休調査2019 【結果】
・「育キャリ」を実現に導くマネジメントのフレームワーク
・「女性活躍」と「イクメン」と「イクボス」は3点セット など
【Part3】多様な社員を活かすためのイクボス職場づくり
・感染拡大前と比較した仕事・WLB意識変化
・人材多様化時代にチームを回せるマネジメントとは?
・ダイバーシティマネジメントとワークライフバランス実現の枠組み
・男性育休推進チェックリスト など
【Part4】イクボス職場づくりを実現するチーム戦略
・生産性の高いチームの特性
・事例のイクボス的マネジメント実現のポイント など

プログラム2:男性の仕事と育児の両立を支援する上司向けワークショップ

■ねらい

・育児・介護休業法の改正ポイントとその背景を理解する
・男性育休がこれからの職場づくりやチーム戦略の起爆剤になることを理解する
・自分と組織がともに成長し、チーム力を高めるためのマネジメントと職場づくりを考える契機とする

■プログラム

【Part1】知らないでは済まされない!育児・介護休業法改正のポイント
・育休中の経済支援(雇用保険「育児休業給付金」)
・個別周知と意向確認の義務化(改正育児・介護休業法)
・ファザーリング・ジャパン隠れ育休調査2019 【結果】 など
【Part2あなたがイクボスならどう答える?!
・イクボスのあなたならどう答える?~改正対応版~
・「育キャリ」を実現に導くマネジメントのフレームワーク
・イクボスはどんな事をすれば良いのか︖(仕事と家庭の両立への理解を深める)
・人材多様化時代にチームを回せるマネジメントとは?
・イクボス10の実践 など

1クラスの受講人数50名
研修日数90分
担当講師塚越 学(NPO法人 ファザーリング・ジャパン 理事/株式会社日本ギャップ解決研究所 所長)

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