OJT・部下指導コミュニケーション研修-アンガーマネジメント×アドラー心理学

ねらい

アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)するための心理教育・トレーニングです。
怒りという強い感情に振り回されることなく、また損をすることなくコントロールすることです。
  • アンガーマネジメントとアドラー心理学の考え方をベースに、部下との効果的なコミュニケーション方法を習得する
  • 価値観の違いを認める、適切な「聴き方」と「発信力」を身につける、など部下との信頼関係構築のためのポイントを学ぶ
  • 自発的に動いてもらうためにどのような伝え方をしたらいいのか、事例とともにポイントを学ぶ
  • 「勇気づけ」と「褒める」の違いを理解し、部下の自発的な行動を促す指導スキルを習得する

効果

  • 部下の価値観を理解・尊重することで、より円滑なコミュニケーションが実現し、職場の人間関係が改善される
  • 適切な「叱り方」と感情コントロールを学ぶことで、建設的な指導が可能になり、部下の成長を促進できるようになる
  • 目的志向のコミュニケーションを実践することで、部下のモチベーション向上と主体的な行動を引き出すことができるようになる

概要

部下に自発的に動いてもらうためには、どのような伝え方をしたらいいのかを事例をあげながら、「勇気づけ」と「褒める」の違いと実践の仕方、そして「叱り方」についてポイントをお伝えします。
※事前受講として「怒りタイプ診断」もございます(任意)。自身の怒りの傾向、強度、持続性、頻度、攻撃性、耐性の程度が数値で出てきます。

解決できる問題・怒りによる衝突や誤解を防ぎ、職場の人間関係を改善させたい
・管理職が部下を指導する際のパワハラを防止したい
・安全で信頼感のある職場環境を構築し、従業員のストレスを軽減し心身の健康を守りたい
受講対象者中堅社員/管理職
1クラスの受講人数25名
研修日数1日
担当講師戸田 久実(アドット・コミュニケーション株式会社 代表/一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事)

カリキュラム例

1.部下指導に求められるコミュニケーション力
 ・相手との違いを知ることからはじめよう
 ・自発的に動いてもらうために
 ・勇気づけのリーダーシップとは
2.聴き上手は信頼関係の土台をつくる
 ・なぜ聴くことが重要なのか
 ・価値観の違いを知り、認めることから始めよう
 ・話しやすい聴き方とは
 ・共感力を発揮しよう!
 ・同意と理解の違い
3.自発的に動いてもらえる発信力
 ・論点・目的を明確に伝えよう
 ・「勇気づけ」と「褒める」の違い
 ・叱る目的は何?
 ・境界線を明確にしよう
4.怒りの感情と上手に付き合う ~アンガーマネジメントとは~
 ・効果的な叱り方とは

受講者の声

  • 部下に指導する際、文を長くせず要点を明確に話すよう心がけようと思いました。
  • 後輩が遠慮しているかもしれないと気づくきっかけになりました。
  • 指導の際、心理的な対等性を意識しながら、意見を伝えることの重要性を再認識しました。
  • 適切な言葉を使った伝え方を意識するきっかけとなりました。

講師の特長

・大手企業勤務を経て研修講師歴30年、延べ指導人数22万人以上。
・「伝わるコミュニケーション」を中心に、官公庁や大手企業で研修・講演を実施。
・「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「アドラー心理学」を基にしたコミュニケーション指導。
・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事

著書: 『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』(かんき出版)
『アドラー流 たった1分で伝わる言い方』(かんき出版)
『働く女の品格』(毎日新聞出版社)など。

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