OJTトレーナー&トレーニーご一緒研修

OJT環境の現状~時代背景から見るOJT環境の変化~

・成果主義の導入等でOJTトレーナーがプレイングマネージャーとなり自身の業務に没頭しており、部下育成にかける時間的余裕がなくなってきている
・社内のOJTに対する取り組みが明確ではなく、各トレーナーの属人的トレーニング任せになってきている
・急速なビジネス環境の変化により、OJTトレーナーの成功体験がトレーニーにすべて当てはまるとは限らくなってきている
・上司と部下との世代ギャップが大きくなり、意思疎通が難しくなってきている
・インターネットの普及や法令遵守により業務内容が高度化・複雑化及び景気の影響で業務経験量が減っており、業務経験からの学び・気付きの機会が少ない
・指示待ちのゆとり世代の部下が増え、従来のOJT指導方法では、育たなくなってきている
・社員寮等の仕組みが減ってきており、先輩・上司と接する時間が減ってきている

プログラムコンセプト

「共育(きょういく)」をコンセプトとし、OJTを機能させるために「共育(共に学び、共に育て合う)」の意識を醸成する

1.意志疎通を円滑にする
2.お互いの役割期待を認識する
3.お互いに必要なOJTスキルを習得する
4.お互いに他責ではなく、自責の意識を持つ
5.お互いに納得した育成計画書を立案する

OJTの課題

組織としてOJTが機能していない原因

・コミュニケーションが円滑に行われず業務に支障をきたす
・上下間の信頼関係を築くことができない
・育成計画が機能せず、トレーニーの成長が促進されない
・期待に応える行動がとれない
・成果をあげることのできない若手社員のモチベーションが上がり退職しかねない

考えられる対策

・お互いに密に意思疎通を図り、信用・信頼関係を築く
・お互いが期待している役割を認識し、ギャップをなくす
・お互いがOJTを機能させる為に必要なスキルを習得する
・お互いが、OJTに対し他責の考えではなく自責の考えを持つ
・トレーナーとトレー二ーが共同しあって育成計画を立案する

研修の目的

本研修は、トレーナーとトレーニーを一緒に受講することで、トレーナーは「人を育てる楽しさ」を体感し、トレーニーは「教わる(成長する)楽しさ」を体感する。それにより、お互いに育てあう仕組みを組織に根付かせるきっかけをつくる。

研修の効果

・トレーナーとトレーニーとの連帯感が向上し、チームワークが醸成される
・コミュニケーションが促進されることで、お互いのモチベーションが向上する
・研修中にお互いが成長ゴールを統合することにより、現場における育成(OJT)が促進される

研修プログラム例

1. 【トレーナークラス】〈個別受講フェーズ〉
・アイスブレイク:「自己紹介&これからOJTを行う上で何を大切にしていきたいか」 
・OJTの定義とポイントの説明
・傾聴の重要性、ティーチングとコーチング、ほめ方・叱り方、挨拶・マナーの徹底
2. 【トレーニークラス】〈個別受講フェーズ〉
・周囲(先輩、上司等)から期待されていることを考える
・PDCA、報告・連絡・相談、自責思考とは
3. 【合同受講】
・お互いに期待していること
・OJTを機能させるためのポイントとは役割と役割認識の一致である
・相手のことを理解し、受容することの大切さ
4. 【合同受講】
・個別フレーズで学んだスキルの実践 「仕事地図の作成」  
・相互承認トレーニング
5. 【合同受講】
・OJT育成計画を共同で立案する
・OJT育成計画表の作成
6. まとめ

1クラスの受講人数24名
研修日数1日~2日
担当講師株式会社ノビテク

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