信頼関係を築くための「聴く力」向上研修

管理職が部下との信頼関係を築くために必要な「聴く力」を養います。相手に寄り添う傾聴スキルを実践的に習得し、部下との良好な信頼関係の構築を目指します。

ねらい

  • 潜在記憶の影響や無意識のバイアスを理解し、誤解やすれ違いを防ぐ「聞く力」の土台を築く。
  • 「意識の矢印」を相手に向ける傾聴スキルを学び、信頼関係を深める実践的なコミュニケーションを習得する。
  • グループコーチング形式での実践的な演習を通じ、相手の感情や価値観に寄り添う対話姿勢を育む。

効果

  • 相手に意識を向けて聴く姿勢が定着し、部下との信頼関係や心理的安全性が高まる。
  • 誤解や行き違いが減り、職場内の意思疎通がスムーズになることにより、チーム全体のパフォーマンス向上につながる。
  • 部下の感情や価値観を正しく把握し、より効果的な指導や支援ができるようになる。

概要

管理職が部下との信頼関係を築き、チームの心理的安全性を高めるために必要な「聴く力」を実践的に養うプログラムです。無意識のバイアスに気づき、相手の感情や価値観に焦点を当てた傾聴スキルを習得します。グループコーチング形式での演習を通して実践力を高めながら、部下の本音を引き出すコミュニケーション力を身につけます。1on1の質向上にも効果的です。

解決できる問題・部下とのコミュニケーションがうまくとれていない
・部下からの相談が少ない
・部下の本音ややる気がよく見えてこない
受講対象者新任管理職
1クラスの受講人数30名程度
研修日数2時間×3回
担当講師宇都出 雅巳(トレスペクト教育研究所 代表)

カリキュラム例

1回目:「聞く力」の重要性と潜在記憶への気づき
    ・潜在記憶のメカニズム解説
   ・ペアワーク: 経験共有と内的傾聴の気づき

2回目:「意識の矢印」を相手に向ける傾聴法
   ・傾聴スキル紹介
   ・演習(ペアワーク): ペアで相手の話を聞きながら、自分に意識が向いた瞬間を意識化する練習

3回目:「人」に焦点を当てて聴くコミュニケーション実践
   ・人に焦点を当てる聞き方解説
   ・ペア演習(ユー・クエスチョン練習)
   ・まとめ・アクションプラン策定

受講生の声

  • 部下とのコミュニケーション不足を感じていたので、感情に寄り添う聞き方という点が新鮮だった。実践的でより理解が深まった。
  • これまでは『聞いているつもり』だったことに気づいた。意識を相手に向けるだけで、対話の質が大きく変わる実感があった。明日から早速実践したい。
  • 実践型のワークが多かったので、普段の部下とのやり取りを具体的に振り返ることができた。この学びをもとに、気軽に相談してもらえる上司になれるように努力したい。

講師の特長

・2001年にコーチングと出会い、教育業界へ転身。個人向けワークショップや企業研修を通じたコーチトレーニングとともに、1on1研修、マネジメント研修も提供。
・認知科学に基づいた「高速大量回転法」の技術を体験的に習得するプログラムを構築。自身も50代で2年足らずの学習期間で公認会計士試験に合格。
・速読・勉強法に関する著書は25冊。

当社サービスや人材育成に関するお悩みについて、お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちらから

03-3262-8014

[受付時間]平日10:00-17:00(土日祝日除く)