Z世代である若手の早期離職の背景を知り、Z世代の価値観に合ったコミュニケーションや指導法を学ぶ実践型研修です。対話スキルを習得し、Z世代の強みを引き出すことを目指します。
導入のねらい
早期離職者インタビューから判明した離職防止の三大要因
1.存在承認:会社・職場において、自分の存在が認められている
2.貢献実感:社会・顧客職場などに貢献できていると感じる
3.成長予感:今の仕事を続けることで将来のなりたい自分になれるか予想できる
1.存在承認:会社・職場において、自分の存在が認められている
2.貢献実感:社会・顧客職場などに貢献できていると感じる
3.成長予感:今の仕事を続けることで将来のなりたい自分になれるか予想できる
- Z世代の特徴やZ世代とのコミュニケーションのポイントを知り、早期離職防止につなげる。
- 部下指導の方法を、時代に合った内容で具体的に学ぶ。
- 指導する際のポイントを実践的なワークで学び、若手の強みを引き出せる管理職を育成する。
受講者が得られる効果
- Z世代が貢献実感や成長予感を持つことができ、やりがいをもって仕事に取り組めるようになる。
- 対話やフィードバックのスキルが身につき、OJT担当者としての指導力が身につく。
- 適切な指導や声かけをすることで、上司と部下の信頼関係が構築され、パフォーマンスアップにつながる。
概要
Z世代社員との関わり方に悩む管理職やOJT担当者を対象に、世代間ギャップを乗り越えるためのコミュニケーション手法を学びます。Z世代の価値観や特徴を踏まえ、傾聴の姿勢や対話の重要性、目的の明確な指導方法など、現代に合った育成のポイントを習得します。Z世代の強みを引き出してモチベーションを向上させ、チーム全体の生産性向上を目指します。
解決できる問題 | ・Z世代が部署内に増えてきたが、正直どう接したらよいかわからない ・指示や指導をしても、響いていない気がする ・Z世代が何を考えどう思っているかよく分からない |
受講対象者 | 中堅、管理職 |
1クラスの受講人数 | 25名 |
研修日数 | 1日 |
担当講師 | 井上 洋市朗(株式会社カイラボ 代表取締役) |
カリキュラム例
1.データで見る若者の実態
・若者の就職企業選びの基準
・若手社員が求める「安定」の本当の意味
2.Z世代の特徴と対応の注意点
・Z世代を知る 年表クイズ
・やる気のなくなる言葉
3.今どき新入社員とのコミュニケーションの基本
・信頼関係づくりがすべての基本
・コミュニケーションにつかえる心理学
・リモートワークでのコミュニケーションの注意点
4.傾聴・共感・フィードバックのポイント
・傾聴のコツと押さえておくべき3原則
・共感のコツ:2種類の共感の使い分け
・フィードバックのコツ:キーワードは「納得感」
5.若手指導実践ワーク
・ケース1:自分のことを話さない若手への声掛け
・ケース2:モチベーション低下中の若手への声掛け
6.OJTトレーナーが知っておきたいメンタルヘルスケアの基本
・OJT トレーナーのメンタルケアにおける役割
・変化の兆候に気付くためのポイントと対応策
受講者の声(例)
- Z世代との価値観の違いに戸惑っていたが、具体的なコミュニケーションのコツがわかって参考になった。職場での関わり方を見直す良いきっかけになった。
- つい「昔はこうだった」と押し付けがちだったと気づいた。講義とワークのバランスもよく、Z世代が大切にしている感覚を実感できた。
- Z世代の特性を客観的に学べて、自分自身も納得感があった。双方向のコミュニケーションがやっぱり大事だと思った。できる点からすぐ取り入れたい。
講師の特長
・早期離職者(新卒入社後3年以内での退職)100人へのインタビューをまとめた「早期離職白書」を発行。
・若手社員定着率向上支援を行うほか、管理職、OJT研修なども行っている。
・働くすべての人が生きがい、働きがいを感じられる社会の実現を理念として活動中。
当社サービスや人材育成に関するお悩みについて、お気軽にお問い合わせください。