営業職は、顧客のニーズを本質的に捉えることが重要です。初級~中級編では、営業の基本セオリーを学び、中級~上級編では、自ら仮説を立て、より質の高い商談を仕掛ける手法を学びます。
ねらい
- 顧客がもつ根底の課題やニーズを本質的に捉え、応えていく営業スキルを身につける。
- メンバーそれぞれの営業スキルのレベルに合わせたカリキュラムで学び、組織全体の営業力を底上げする。
- 顧客の課題や状況への理解を深め、顧客の課題解決に直結する、質の高い提案営業力を養う。
効果
〈初級~中級〉
- 傾聴力や質問力など対話の基礎スキルを上げることで、顧客の本音が聞き出せるようになり、顧客のニーズに合った提案ができるようになる。
- 伝えたいことを端的に伝えるスキルが身につき、ポイントを抑えた商談のクロージングができるようになる。
〈中級~上級〉
- 顧客の事業環境や関係者も広く深く把握し、商談の方向性や進行をリードし深い提案が仕掛けられる。
- 顧客の気づいていない潜在的な課題に対して仮説を立て、ベストシナリオを提案できるようになる。
概要
営業職には幅広いビジネススキルが求められます。共通して重要なのは、顧客のニーズを本質的に捉えることです。初級~中級編では、聴き方などコミュニケーションの基本セオリーを実践的に学びます。ただ売るだけでなく、課題解決も提案できるスキルの習得を目指します。中級~上級編では、自ら顧客の課題の仮説を立て、より質の高い商談を仕掛ける手法を学びます。今よりワンランク上の営業力が身につきます。
解決できる問題 | ・組織全体の営業力が弱い ・営業の提案力を高めたい ・顧客との信頼関係を深めたい |
受講対象者 | 若手、中堅、営業職 |
1クラスの受講人数 | 25名 |
研修日数 | 1日 |
担当講師 | 伊庭 正康(株式会社らしさラボ 代表取締役) |
カリキュラム例
〈課題解決型営業研修(初級~中級営業職)〉
1.対話力を高める
(1)傾聴、話し方
・話しやすい雰囲気を作る傾聴とは(3つの相槌)
・限定質問、拡大質問(お客様の「実はね」を引き出す)
・適切な伝え方(順序、スピード)
2.商談力を高める(商談の4ステップ)
(1)ラポールのスキル
・30秒~1分で打ち解ける会話とは
(2)ヒアリングスキル
・ニーズの確認ではなく、ニーズを引き出すヒアリングの4ステップ
(状況、問題、リスク、提案の合意を確認)
(3)提案スキル
・手短にわかりやすく伝える(PREP法)
・納得して頂く効果のある、「選択肢」を示す提案とは
・メリット、デメリットの効果的な伝え方
(4)クロージングスキル
・クロージングの3ステップ
・反論への対処の仕方
〈仕掛け型営業研修(中級~上級営業職)〉
1.お客様の状況を広く・深く理解する
(1)「事業環境」を把握する
(2)社内における「重要パーソン」を把握する
(3)「予算の流れ」を把握する
2.仮説を投げかける
(1)仮説を立てる
(2)競合優位性のあるオーダーメイドの提案する
3.アクションを考える
・担当するお客様への「仕掛け」を考える
受講者の声
- プログラムがとても実践的で、現場ですぐに役立てられることばかりだった。
- 対話が多く、親密感がある講師で、楽しく有意義に学ぶことができた。
- お客様の求めていることを考える癖が付き、成果につなげられた。
講師の特長
・リクルート社にてプレイヤー部門とマネージャー部門で全国トップ表彰4回受賞。営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。
・マネジメントや営業力をはじめとする幅広いテーマで、研修や講演は年間200回を超える。
・YouTubeなどSNS発信も精力的に行なっている。
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