アドラー心理学を基に、リーダーとして必要な能力・役割を理解し、変革と勇気づけを通して、メンバーの意欲向上や能力を引き出す指導法を学びます。
ねらい
アルフレッド・アドラーが提唱した「目的論」や「対人関係論」に基づく実践的な心理学で、「勇気づけ」と「共同体感覚」を重視します。ビジネスや部下育成に活用され、自己成長やリーダーシップ向上、人間関係の構築に役立てることができます。
- リーダーとして必要な能力・役割を理解し、「自己変革」と「勇気づけ」のスキル習得を図る。
- 変革と勇気づけを通して、部下の能力を引き出し、意欲向上に働きかける。
- アドラー心理学を基に、チームビルディングに必要な要素を実践的に理解する。
効果
- リーダーが部下のやる気を引き出すことにより、部下が目標に向けて自律的に行動するようになる。
- 「勇気づけ」のリーダーシップを発揮することで、コミュニケーションを通じてチームメンバーとの信頼関係が深まる。
- アドラー心理学を取り入れ実践することで、内発的動機付けが高まり、リーダー自身のモチベーションが上がる。
概要
ビジネス環境の変化によりマネジメントが複雑化している昨今、多くのリーダーが「人間関係がうまくいかない」「もっと自分に自信を持ちたい」など悩みを抱えています。本プログラムでは、アドラー心理学を基に、リーダーとして必要な能力・役割を理解し、変革と勇気づけを通したメンバーの意欲向上、部下の能力を引き出す指導法を学びます。
解決できる問題 | ・部下のモチベーションが低い ・管理職が部下育成に自信を持てない ・チームのコミュニケーション不足 |
受講対象者 | 中堅、リーダー、管理職、経営者 |
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 半日、1日、2日 |
担当講師 | 岩井 俊憲(有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役) |
カリキュラム例
〈1日目〉
1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.管理職に求められる役割
・組織の人間的側面と業務的側面の2本柱を固める役割
・組織の二つの流れ
・マネジメントとリーダーシップの違い
3.業務のマネジメント
・務改善に向けての戦略的発想法、優先度/重要度発想、時間と仕事の管理
4.チーム・ビルディング
5.変革型リーダーシップ
・「自己変革なくして組織変革なし」のスローガンをもとに
意識変革・業務変革に直結する変革型リーダーシップを身につける。
6.モチベーションと勇気づけのリーダーシップ
・部下のやる気を引き出す勇気づけを理論と実践を通じて徹底的に身につける。
〈2日目〉
7.1日目の内容の振り返り
8.変革型リーダーシップ(応用編)
9.勇気づけリーダーシップ(応用編)
10.アクションプラン
・職場風土と業務の改善に向けて今から先に何をなすべきかについてグループ・ワークを徹底的に行う
11.実行計画作り
・「アクション・プラン」を個々人に落とし込み、今後職場で活用することを再認識する。
※半日、1日の開催も可能です。
受講者の声
- マネジメントに自信がなかったが、心理学のアプローチを学び実践していきたい。
- 部下のモチベーションを引き出すヒントが得られた。
- 職場だけでなく、プライベートの人間関係にも活かせると感じた。
講師の特長
・アドラー心理学を中心に据えたカウンセリングや心理学の各種講座のほか、アドラー心理学を基盤とした勇気づけやリーダーシップ、コミュニケーションの研修を行う。
・経営者、企業のリーダー・管理職、会社員、学生、主婦まで幅広い層の人々から人気を博している。
・著書『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)ほかベストセラー・ロングセラー多数。
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