介護離職を生まない職場風土をつくる

「仕事と介護の両立研修」

仕事と介護を両立するために必要な情報収集や制度活用、周囲との連携方法を実践的に学びます。介護離職防止につながるプログラムです。

導入のねらい

  • 介護に直面しても冷静に対応できる基礎知識を習得する。 
  • 職場全体で介護の理解を深め、相互フォローが可能な体制の構築を目指す。 
  • 介護に関する課題を共有しやすい風土を醸成し、社員の心理的安全性を高める。

受講者が得られる効果

  • 仕事と介護を両立するための制度や支援策を周知することで、介護が理由で離職することの防止につながる。
  • 仕事と家庭の両立を支援する企業文化を醸成することで、多様な人材が活躍できる職場環境を実現できる。
  • 従業員に早めの情報収集と日頃からの意識づけを促し、突然の介護にも慌てず最適な選択ができるようになる。

概要

介護をしながら働く人は300万人以上と言われています。介護者は、企業の中核を担っていることも多く、それらの社員の介護離職は企業にとっても大きな損失です。一方、社員にとっても、仕事を辞めることは経済面など大きなリスクを伴うこととなります。本プログラムは、豊富な事例をもとに、制度やサービスを上手に活用して、仕事と介護を両立する戦略をお伝えします。 

解決できる問題・介護と仕事の両立に必要な情報共有ができていない
・社員が介護を一人で抱え込んでしまっている
・介護離職を防ぐ仕組みが十分ではない
受講対象者全社員、介護をしている社員
1クラスの受講人数24名
研修日数半日
担当講師太田 差惠子(介護・暮らしジャーナリスト)

カリキュラム例

1. 現状の課題確認:親の意思と自身の都合のバランス
 ・介護保険を申請する
 ・情報収集:介護保険以外のサービスと職場の制度

2. 抱え込まずチームを組む:地域や専門職の力を頼る
 ・介護資金をプランする
 ・現状のままで介護する
 ・親の安心、安全

3. 自分の人生を大切にする
 ・仕事と介護を両立する戦略
 ・「介護貧乏」とならないコツ

講師の特長

・長年の現場取材に基づく豊富な知見を活かし、「仕事と介護の両立」など実務に直結する情報を発信。
・NPO法人の運営経験や、執筆、講演、公的委員としての活動実績をもとに、具体的で実践的な支援策を提供。

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