マインドフルネスとは
いまここに集中している状態であり、その状態から立ち上がる気づきの力(認識力)
マインドフルネスの状態が、自己認識力を高めることで、感情やモチベーションのセルフマネジメントやリーダーシップが向上すると言われています。また、他者や周囲への気づきも高まり、エモーショナルインテリジェンス(EQ)やコミュニケーションを高めると言われており、組織の心理的安全性やウェルビーイングにつながります。また、経営学では、組織マネジメント、組織レジリエンス、イノベーション、戦略、意思決定などの分野でマインドフルネスとの関連性についての検証が進められています。
マインドフルネスがビジネスで求められる理由
科学的な検証を背景に、企業経営の各領域にマインドフルネスが必要との理解が世界的に広がっています。
例えば、経営学の領域では、リーダーシップ、イノベーション、組織マネジメントなどの分野でマインドフルネスに関する研究が進められています。また、社員のウェルビーイング、メンタルヘルスに関しては、医学、神経科学、心理学の分野からマインドフルネスの有効性が発表されています。
MiLIのプログラムは、マインドフルネスを組織、経営の基盤と位置付け、自己認識やセルフマネジメントなどの人材、組織のOSをアップグレードすることで、組織のアプリケーション的能力をアップグレードすることを意図しています。
ビジネス分野でのマインドフルネスの効果
・感情のマネジメント力が高まる
・自己認識力が高まる
・創造力が高まる
・ストレスが改善され、レジリエンス(回復力)が高まる
・リーダーシップが向上する
・無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に気づきやすくなる
・アンガーマネジメント(怒りをコントロールするスキル)の質が高まる
・コミュニケーションが円滑になる
・EI(Emotional Intelligence:感情知性、心の知能)が高まる
マインドフルネス研修のねらい~リーダーにとってマインドフルネスが必要な背景~
このような時代だからこそ、自分の役割や使命、ウェルビーイングへの本格的配慮、仕事の本質的な効率化、信頼・心理的安全に基づくチーム創りなどを明確化し、飛躍させるのがマインドフルネスに基づくリーダーシップです。
マインドフルは「行動を起こす」ためのもの!仕事と人生における可能性を最大限に引き出す!
リーダーが柔軟にチームワークを活かして組織を導き、自身も周囲も活き活きと歩んでいく。
研修のゴール
・散在していた注意力を集めて利用することにより、より冷静に対処できる
・感情に振り回されずに意思決定を行うことができる
・物事を客観的・俯瞰的に見る力を養う
研修プログラム例
1.導入
・マインドフルネスが必要な背景
・コロナ禍以降の時代に必要なスキルとは:エモーショナルインテリジェンス
2.注意力を鍛える
3.自己認識力を高める
4.導入
・基本のマインドフルワーク
5.セルフマネジメントを高める
6.共感力の強化
マインドフルネスを活用した研修テーマ
■リーダーシップ研修
リーダーにとっての必須能力である自己認識力を高め、自分の内発的動機の源泉に気づき、自らの価値観、使命感によって、チームを導くリーダーシップを開発する。
■マネジメント研修
管理職として、部下のモチベーションを高め、共感力に基づいた関係性を築き、チームの力を最大化するためのマネジメント力を開発する。
■モチベーション研修
自分自身の内面をよりクリアに知るための自己認識力の向上を図りつつ、自燃型、自律型人材の基盤となる内発的モチベーションの源泉を発見し、そのモチベーションを習慣化する。
■セルフマネジメント研修
マインドフルネスにより自己認識力の向上を図ることで、自分の資質や衝動的反応、感情のパターンを理解し、怒りなどの感情のマネジメントや自分自身を律する能力を高める。
■自己認識力研修
リーダーシップ、セルフマネジメント、メンタルヘルスの基盤となるための自己認識力(自分自身を深く知る力)を高めるための理論と実践を習得する。
■レジリエンス研修(健康経営/ウェルビーイング)
心の回復力とも呼ばれ、モチベーションの維持やメンタルヘルス、ストレスマネジメントの基盤ともなるレジリエンスを高めるための理論と実践を習得する。
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 2時間~2日 |
担当講師 | 荻野 淳也(一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表理事) |
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