オンラインコミュニケーションとは
オンラインコミュニケーションは、インターネットを介した非対面のコミュニケーションのこと。
テレワークの普及により、オンラインでのコミュニケーションが急激に広まりました。
オンラインコミュニケーションは、
①メールやチャットなどの「テキストコミュニケーション」
②電話や通話アプリを使った「ボイスコミュニケーション」
③ZoomやTeamsなどオンライン会議ツールを使用した「ビデオコミュニケーション」
の3つに分けられます。
それぞれの特徴を知り、使い分けることで、遠隔地でのコミュニケーションが円滑に進みやすくなります。
オンライン上でのコミュニケーションの課題
①「空気感」が伝わりにくい
オンラインでは、カメラとマイクがとらえる範囲の音声と映像しか伝わりません。同じ空間にいるなら当然感じられる、「匂い」や「気配」なども共有できません。
②言いたいことが伝わりにくい
オンラインでは「目配せ」もできないわけですから、日本人が得意とする「察する」ことが難しくなるのです。日本の文化は察しの文化なので、すべてをはっきりと言葉にすることがありません。オンラインだと、まさにその「察してほしい部分」が伝わりにくくなってしまうため、自分の言いたいことが伝わらないとか、相手の言っていることが理解できないといった、コミュニケーションエラーが多発してしまいます。
データでみる!オンラインコミュニケーションの実態
●74.2%が社内会議がオンラインになったことで、対面よりも「コミュニケーションの質が低下した」と実感(※1)
●半数以上が、社内会議がオンラインになったことで、対面よりも「メンタルが疲労するようになった」と感じている(※1)
●6割以上のビジネスパーソンが、上の世代の上司・先輩社員との「オンライン会議」にストレスを感している(※2)
●チャットを使いこなすことは、「職場の生産性に繋がる」と94.2%が回答(※2)
●85.6%が、社外の人とのオンライン会議で、相手に「不満」「不信感」を感じた経験あり(※3)
※1:2021年10月「オンライン会議に関する実態調査」
※2:2022年1月「オンラインコミュニケーションにおけるストレスに関する実態調査」
※3:2022年2月「社外の人とのオンラインコミュニケーションに関する実態調査」
オンラインコミュニケーション研修の目的
オンラインコミュニケーションの特徴を理解しないまま使っていると、
「オンラインだとちゃんと伝わらない」
「対面に比べて疲れる」
「直接会ったことがない人と、どう人間関係を築けばいいかわからない」
「商談がオンライン中心になったとたん、成約率が劇的に下がった」
などとコミュニケーションエラーが起こります。
対面とオンラインではコミュニケーションの取り方がまったく違うため、現代のビジネスパーソンにはオンラインコミュニケーションの特徴を理解し、生産性の高いコミュニケーションスキルを身につけることが求められているのです。
このような課題を抱える企業や従業員におすすめです
・テレワークが多く、社員同士のコミュニケーションが少なくなったと感じている
・文字(テキスト)でのコミュニケーションが増え、伝わりにくくなった
・人間関係が構築しづらい
・オンラインでの商談により、成約が難しくなった
・オンライン会議で意見がでない、結果がでない
オンラインコミュニケーション研修の効果
・相手との意思疎通が図れるカメラ、マイクなどの環境設定がわかる
・非対面でも表情、感情をお互いに共有し、心理的安全性の保たれた場にするコツがわかる
・オンライン会議での意見を活性化させる、脱線を防ぐ、結論へと導く方法がわかる
研修ラインナップ
オンラインコミュニケーション研修(オンライン会議ファシリテーション研修)
■研修のねらい
リモートワークの普及により、画面越しのコミュニケーションが増加しています。
従来の対面型と同じコミュニケーションの取り方では「伝わらない」「進まない」「成果がでない」といった問題が起こります。ビジネスパーソンには、「画面越しでも感情を共有する手法」「画面共有機能を円滑に話を進める手法」「画面越しでの聞き方」など画面越し特有のコミュニケーションスキルが求められます。当研修では、オンラインミーティングで話を活性化したい、相手に正しく伝わる方法を身につけさせたい、チームが活性化するオンラインコミュニケーションの基本を身につけさせたいという課題をお持ちの方におすすめです。
■研修プログラム例
1.画面越しのコミュニケーション力が高い人と低い人の差
2.オンライン会議を始める前に重要なこと(カメラの基本、マイクの基本、通信環境の基本)
3.オンラインで使える7つのコミュニケーションテクニック
4.自分のテレワークの問題点を解決しよう
チャット・メールによるテキストコミュニケーション研修
■研修のねらい
テキストコミュニケーションとは、メールやチャットなど文字ベースでのコミュニケーションのことです。対面や音声でのコミュニケーションでは、相手の表情や声のトーンなどで反応が読み取れますが、テキストコミュニケーションは文字だけで伝えるため、文章に工夫や配慮が求められます。テレワークで対面でのコミュニケーションが減少している現在だからこそ、テキストでのコミュニケーションスキルの向上が必要です。メールとチャットの使い分け、雑談代わりのチャット、分かりやすいメール作成のポイントを学びます。「メールやチャットの内容が相手に伝わりにくい」「メールとチャットをどのように使い分けたらいいか分からない」など課題をお持ちの方におすすめです。
■研修プログラム例
1.なぜ文字だと、コミュニケーションエラーが起こりやすいのか?
2.チャットとメールの使い分け
3.テキストコミュニケーションの7つの黄金テクニック
①“長く正確“ と ”短く早く” を使い分ける
②お願いサンドイッチ
③箇条書きを制する者が、ライティングを制する
④情報の列挙で読みやすさ&理解度UP
⑤一文一義
⑥絵文字という最強の感情共有ツール!
⑦相手視点でのライティング
4.自分のテキストコミュニケーションの問題点を解決しよう
自分のココロとカラダは自分で整える!テレワークでのセルフケア術研修
■研修のねらい
テレワークにより、コミュニケーション不足や運動不足などでカラダとココロに悪影響を及ぼします。心身共に健康で仕事ができるよう、カラダを整えるための食事・睡眠・運動の大切さ、ココロを整えるためのコミュニケーション術を学びます。
■研修プログラム例
1.テレワークと健康のきっても切れない話
・働き方の習慣が変わると生活のルーティンも変わる
・テレワークは「楽」が多い分、カラダとココロにとっては危険も多い
2.カラダを整えるための健康習慣(食事/睡眠/運動)
3.ココロを整えるためのコミュニケーション術
4.自分のテレワークの問題点を解決しよう
1クラスの受講人数 | 24名 |
研修日数 | 60分~4時間 |
担当講師 | 初谷 純(一般社団法人 オンラインコミュニケーション協会 代表理事) |
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