研修のねらい
「丁寧に説明したのに、何が言いたかったの?と言われてしまう」
「自分の意図とは異なるニュアンスで相手に伝わってしまう」
「時間をかけて資料を作ったのに、ダメ出しが多くて、やり直しが多い」
「わかってもらいたくて、説明すればするほど、相手をイライラさせてしまう」
これらの問題は全て「コスト」に繋がっています。
どんなビジネスも「言葉」を介して行われます。伝え方ひとつで、仕事の効率も成果も変わります。AIでも、どんなプロンプトを入力するかによって、アウトプットが変わります。つまり、「伝える力」「文章力」は、これからますます重要なビジネススキルになります。
本研修では、「聞く」「書く」「話す」の観点から、わかりやすく伝えるスキルを身につける研修プログラムです。
研修の概要
受講対象者
・専門用語を使ってしまい、相手に理解してもらえない人
・専門知識に差がある相手、外国人などにわかりやすく説明できるようになりたい人
・相手に伝わらず、ミスやトラブルが発生し、仕事の効率が落ちてしまっている人
・相手にも会社にもメリットのある提案をしているのに、動いてもらえない人
・経営者に専門用語を使わずに事業を説明できるようになりたい人 など
得られる効果
・行き違いや勘違いで「やり直し」に割いていた時間をなくし、新しい価値を生む時間に変えられる
・「それいいね、やってみましょう」と提案が通るようになる
・クレームの問い合わせが減り、本来業務に集中できるようになる
プログラムの概要
自分の説明が相手にうまく伝わらないと、自分のスキル不足が原因だと思い、説明力を高めるために、話し方や書き方のスキルを高めようと努力している人も多いのではないでしょうか。しかし、自分と相手の間に「どのように橋をかけるか」という「手段」ばかりでは、説明上手になることはできません。
説明上手になるためには、まず「観察する」ことが必要です。相手をよく観察し、自分と相手の間にある「差」を知り、相手はどのような状況なのか、何を聞きたいと思っているのか、どうなりたいと思っているかなど、説明の「土台」を把握します。その「土台」を築いた上で、「スキル」を用いて説明すると、効率よく相手に伝えられるようになるのです。
研修プログラム
Step1 なぜあなたの説明は伝わらないのか
・「話し方」「書き方」「型」だけに頼るのではなく、そろえるのは「素材」である
・「説明力」とは「情報収集力」×「情報整理力」である
・伝わるための3ステップ
Step2 情報収集力を養う
・見落としている事実を探す
・情報の解像度を上げる質問を繰り出す
・「相手自身も気づいていないこと」を引き出す問いを繰り出す
Step3 情報整理力を養う――相手が受け取りやすい形に整える
・同じ「素材」でも相手によって出し方を変える
・「脳内弁当箱」で情報を種類ごとに分ける
・ズバリ一言でまとめる
講師の特徴
・技術者の難解な専門用語の言葉とイメージを結びつけ、わかりやすく説明する工夫を重ねる
・見学者、マスメディア、地域の学校など子供から専門家まで対象者に合わせた説明が「的確でわかりやすい」と社内外から評価を得る
・シャープ亀山工場初の女性管理職となる
・中国国有企業との新工場建設プロジェクトに参画し、中国人と良好な関係を築き、プロジェクトを成功に導く
1クラスの受講人数 | 25名程度 |
研修日数 | 2時間~1日 |
担当講師 | 深谷 百合子(コミュニケーション講師/合同会社グーウェン 代表) |
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