ビジネスの現場では、言葉の伝え方ひとつで、仕事の効率も成果も変わります。「聞く」「書く」「話す」の観点から、わかりやすく伝えるスキルを身につけます。
ねらい
- 相手に納得して行動してもらうために、何をどのように伝えればよいかが分かる。
- 情報を収集・整理して、専門用語を使わずに相手が受け取りやすいように伝える説明上手を目指す。
- 専門知識に差がある相手、外国人にも正しく説明が伝えられるスキルを身につける。
効果
- 伝えた内容が相手に理解されるようになり、行き違いや勘違いによる無駄な「やり直し」がなくなる。
- 相手に分かりやすくメリットを提示できるようになり、「それいいね、やってみましょう」と提案が通るようになる。
- 相手に伝わる説明ができることで、クレームなどの問い合わせ対応が減り、本来の業務に集中できるようになる。
概要
言葉の伝え方ひとつで、仕事の効率も成果も変わります。AIでも、どんなプロンプトを入力するかによってアウトプットが変わります。「伝える力」「文章力」は、多様化した現代ではますます重要といえます。本プログラムでは、大手企業で技術者・管理職として専門用語をかみ砕いて説明してきた実績をもつ講師が、「聞く」「書く」「話す」の観点でわかりやすく伝える手法をお伝えします。
解決できる問題 | ・専門用語や知識を使ってしまい、伝わらない ・相手に伝わらずミスやトラブルが発生する ・説明しても提案が通らない |
受講対象者 | 若手、中堅、リーダー、管理職 |
1クラスの受講人数 | 25名程度 |
研修日数 | 半日、1日 |
担当講師 | 深谷 百合子(コミュニケーション講師/合同会社グーウェン 代表) |
カリキュラム例
Step1 なぜあなたの説明は伝わらないのか
・「話し方」「書き方」「型」だけに頼るのではなく、そろえるのは「素材」である
・「説明力」とは「情報収集力」×「情報整理力」である
・伝わるための3ステップ
Step2 情報収集力を養う
・見落としている事実を探す
・情報の解像度を上げる質問を繰り出す
・「相手自身も気づいていないこと」を引き出す問いを繰り出す
Step3 情報整理力を養う――相手が受け取りやすい形に整える
・同じ「素材」でも相手によって出し方を変える
・「脳内弁当箱」で情報を種類ごとに分ける
・ズバリ一言でまとめる
受講者の声
- 説明の前に、相手を理解して相手の立場で考える姿勢を心がけたい。
- 相手は同じ前提や常識を持っているとは限らないと心得るのが大切だと思った。
- 情報整理をしてから、伝わる表現方法を意識して精度を上げたいと思った。
講師の特徴
・技術者の難解な専門用語の言葉とイメージを結びつけ、わかりやすく説明する工夫を重ねる。
・中国国有企業との新工場建設プロジェクトに参画し、中国人と良好な関係を築き、プロジェクトを成功に導く。
・著書『賢い人のとにかく伝わる説明100式』(かんき出版)ほか。
関連記事

当社サービスや人材育成に関するお悩みについて、お気軽にお問い合わせください。