実態を把握し、定着を目指す「早期離職防止のための部下育成研修」

優秀な若手人材の離職や、ベテラン層が若手社員への指導方法が分からないという課題が増えており、育成体制のアップデートが求められています。若手社員が離職する背景や離職防止の要因を学びつつ、若手社員をモチベートする手法を学びます。

ねらい

早期離職者インタビューから判明した離職防止の三大要因
1.存在承認:会社・職場において、自分の存在が認められている
2.貢献実感:社会・顧客職場などに貢献できていると感じる
3.成長予感:今の仕事を続けることで将来のなりたい自分になれるか予想できる
  • 「若手社員の早期離職」について、長年研究している専門家から学ぶ。
  • 若手社員の離職の要因や人材育成の基本的な考え方を理解する。
  • Z世代の「今ドキ」の若手社員に対して、管理職としての適切な関わり方を知る。

効果

  • 部下への傾聴力、共感力などのスキルが高まり、管理職としての指導力が身につく。
  • 上司と部下の信頼関係が構築され、若手社員が離職せずに活躍できる人材に育つ。
  • 管理職が、部下育成・指導の方法を身につけることで、若手社員の育成が属人化せずに進み、組織全体の人材育成の質が向上する。

概要

若手社員の早期離職は珍しいものではなくなった昨今、優秀な若手人材の離職は企業にとって大きなダメージとなり得ます。ビジネス環境の変化にともない「若手をどう指導したらいいか分からない」というベテラン層も増えており、育成体制のアップデートが求められています。本プログラムでは、若手社員が離職に至る背景や、離職防止の要因を学びつつ、若手社員をモチベートしていく効果的な手法を学びます。

解決できる問題・若手社員の離職が多い
・上司と部下のコミュニケーションがとれていない
・若手社員への効果的な指導方法がわからない
受講対象者リーダー、管理職
1クラスの受講人数25名
研修日数半日、1日、2日
担当講師井上 洋市朗(株式会社カイラボ 代表取締役)

カリキュラム例

1.データで見る「今ドキ」若手社員の思考
 ・若手社員の就職、転職、離職の実態

2.人材育成の基本
 ・OJTの原点「四段階職業指導法」
 ・オンラインでの人材育成の注意点

3.部下指導で身に着けるべき3つのスキル
 ・傾聴力と共感力
 ・部下の目標設定力を高めるコツ

4.管理職が知っておくべき部下のメンタルヘルス対策
 ・管理職が担うべきメンタルヘルスの役割(ラインケアの基本)
 ・不調に気付くポイント

受講者の声

  • 若手との会話で感じていた違和感の原因が明確になり、具体的な接し方のヒントも得られた。特に「なぜではなく、いつ・どこで・誰が」など問いの立て方を変えるテクニックは、明日からすぐに活用できる。
  • 自分の価値観や常識が、Z世代には響かないことを改めて認識できた。押しつけにならない伝え方や、傾聴・共感の重要性が強調されており、非常に納得感があった。
  • 自分や部下のタイプを言語化することで、対話の土台が明確になり、コミュニケーションの質が変わると感じた。新人から中堅のフォローまで、どの世代にも通じるヒントになった。

講師の特長

・早期離職者(新卒入社後3年以内での退職)100人へのインタビューをまとめた「早期離職白書」を発行。
・若手社員定着率向上支援を行うほか、管理職、OJT研修なども行っている。
・働くすべての人が生きがい、働きがいを感じられる社会の実現を理念として活動中。

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