管理職には、組織目標の達成だけでなく、部下のキャリア形成を支援する役割も求められています。自身のキャリアを整理する経験を通じて、部下とのキャリア面談や日常の対話に活かせる実践的な考え方と手法を身につけます。
導入のねらい
- 部下に対するキャリア支援力の向上
自身のキャリアを整理・言語化する経験を通じて、部下や後輩のキャリア形成を支援するための考え方と関わり方を身につける。 - キャリア対話の質の向上
キャリア思考タイプや価値観の違いを理解し、部下一人ひとりに合わせたキャリア面談や日常の対話につなげる。 - キャリア自律の意識の醸成
管理職自身がキャリアを主体的に捉え、自らの経験や価値観をもとに今後のキャリアを描く意識を育む。
受講者が得られる効果
- 部下のキャリア支援を実践できるようになる
キャリア思考タイプを理解し、一人ひとりの価値観や希望を引き出すキャリア対話ができるようになる。 - 部下や後輩とのコミュニケーションの円滑化
キャリア思考タイプ(やりたいことの有無×内的・外的重視)を理解することで、部下や後輩との面談で、一人ひとりの希望や悩みに寄り添った対話ができるようになる。 - 自分のキャリアの軸を言語化できるようになる
これまでの経験や価値観を整理し、今後のキャリアや役割を自分の言葉で説明できるようになる。
概要
社員一人ひとりが主体的にキャリアを描く「キャリア自律」の重要性が高まる中、管理職には業務マネジメントに加え、部下や後輩のキャリア形成を支援する役割が求められています。本プログラムでは、管理職自身が経験や価値観を整理し、キャリアの判断軸を言語化することで、自身のキャリアを見つめ直すとともに、部下支援に活かせる視点を身につけます。
「内的キャリア」と「外的キャリア」の両面から自己理解を深め、価値観や強みを可視化します。さらに、キャリアアンカー理論をもとに意思決定の軸を整理し、管理職自身のキャリア整理を通じて、部下や後輩のキャリア支援に活かせる考え方や関わり方を学びます。
| 解決できる問題 | ・部下のキャリア支援が求められているが、どのように対話すればよいかわからない ・自身のキャリアを整理できておらず、部下へ経験や考えをうまく伝えられていない ・キャリア面談を実施しているものの、部下の主体性や成長につながる対話ができていない |
| 受講対象者 | 管理職、マネージャー |
| 1クラスの受講人数 | 20名程度 |
| 研修日数 | 半日、1日、2日 |
| 担当講師 | 井上 洋市朗(株式会社カイラボ 代表取締役) |
カリキュラム例
1.研修の目的およびグラウンドルールの確認
・本研修の目的確認(管理職がキャリアを考える意義)
・部下のキャリアサポートが求められる背景
2.キャリア自律の基本を理解する【ワーク】
・キャリア自律とは何か
・フォアキャスト思考 VS バックキャスト思考
・内的キャリア VS 外的キャリア
・目標はSMARTからALIVEへ
・目標づくりのコツは「なりたくない姿」を考える
3.自分のキャリア思考の傾向を理解する【ワーク】
・キャリア思考4タイプの解説
・キャリア思考タイプ診断(個人ワーク)
・タイプ別の特徴と注意点
・キャリア形成における「つまずきポイント」の整理
4.キャリアの軸を言語化する①【ワーク】
・キャリアの軸とは何か(キャリア観との違い)
・人生を振り返る4つの質問:英雄の旅
・人生ストーリーの整理と共有
5.キャリアの軸を言語化する②【ワーク】
・キャリアアンカー理論とは:8つのキャリアアンカーの理解
・自分に当てはまるもの上位3つ選択(個人ワーク)
・人生ストーリーとキャリアアンカーの重ね合わせ
・無意識の意思決定パターンの整理
・キャリアの軸の仮言語化(個人ワーク)
6.職場実践につなげる目標設定と行動計画づくり【ワーク】
・目標に必要な3要素
・Must/Wantの切り分け
・キャリア自律を実現する行動計画の考え方
・計画的偶発性理論
・期間限定の行動計画作成(個人ワーク)
・部下や後輩をサポートする際の心構え
7.振り返りと今後のアクション整理
・本日の振り返り
・キャリアの軸・目標・行動の再確認
・職場での実践に向けたポイント整理
講師の特長
・早期離職者(新卒入社後3年以内での退職)100人へのインタビューをまとめた「早期離職白書」をこれまでに5度発行。
・離職対策の著書もあり、離職対策という文脈からも講義が可能。
・直近5年間は毎年100件以上の登壇に加え、YouTubeでの毎週2回の解説動画配信を継続しており、豊富な経験と知識を備えている。
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