管理職研修で知識やノウハウを伝えても、現場では「知っているが使えない」。本セミナーでは、管理職自身の経験と実際の現場課題を起点に学ぶ「非インプット型管理職研修」を紹介します。パターン・ランゲージとPBLの考え方、研修設計や進め方をご確認いただけます。
セミナーのポイント
1.管理職研修が現場で機能しにくい理由を整理
正解が一つではないマネジメントの仕事を「実践」と捉え、知識の追加だけでは解決しにくい背景を整理します。
2.パターン・ランゲージ×PBLの学習設計を理解
管理職自身の経験を実践知に変え、実際の課題で試し、振り返る学習プロセスを具体的に紹介します。
3.自社の管理職育成を見直す観点を持ち帰る
現在の管理職研修が現場課題と接続しているかを振り返り、自社に合った育成設計を考えるヒントを得られます。
こんな課題をお持ちの企業様におすすめ
・管理職研修を実施しているが、現場での行動変容が見えにくい
・研修テーマが増え、管理職に「また覚えることが増えた」という疲弊感がある
・プレイングマネジャーが業務を抱え、部下育成や1on1が形骸化している
・マネジメントの質が、管理職個人の経験や勘に依存している
・自社らしいマネジメントの実践知を、組織に蓄積・共有したい
セミナー概要
現代の管理職には、目標設定や評価・フィードバック、部下育成、1on1、チームビルディングなど、多くの役割が求められています。さらにプレイングマネジャーとして自ら成果を出しながら、人と組織に関する複雑な課題にも向き合わなければなりません。
こうした状況に対して、管理職研修では新しい理論やノウハウを伝える機会が増えています。一方で、マネジメントは「知っていればできる」仕事ではありません。相手や状況、関係性、タイミングによって判断が変わるため、学んだ知識をそのまま現場へ適用できないことも少なくありません。
「非インプット型管理職研修」は、知識や理論を教えない研修ではありません。必要な知識は活用しながらも、それを唯一の「正解」とせず、管理職自身がこれまで積み重ねてきた経験や、いま実際に抱えているマネジメント課題を学習の起点にします。
その中心となるのが、パターン・ランゲージとPBL(Project-Based Learning)です。パターン・ランゲージでは、管理職の経験の中にある判断や工夫を「実践知」として捉え直し、対話や行動のヒントとして活用します。PBLでは、実際の現場課題を題材に、考える・試す・振り返る・また試す、というプロセスそのものを学習に変えていきます。
本セミナーでは、なぜ管理職にこのような学び方が必要なのかという背景から、非インプット型管理職研修の考え方、2つのアプローチ、現場実践につなげる学習サイクルまでをご紹介します。
講師は、とんがりチーム®研究所のAKI(野口 正明)氏。人事・人材開発・組織開発の経験を持ち、現在は対話を基盤とした組織開発、事業開発、戦略策定支援に取り組んでいます。
管理職に「何を学ばせるか」だけではなく、「現場でどう実践し、そこからどう学び続けるか」。実際の研修の考え方や講師の進行を確認し、自社の管理職育成を見直す機会としてご活用ください。
「非インプット型研修」とは
「非インプット型研修」は、知識やノウハウを一切教えない研修ではありません。理論や手法を一方的に「正解」として伝えるのではなく、管理職自身の経験や、実際に職場で起きている課題を学びの出発点にするアプローチです。参加者同士で経験を持ち寄り、対話を通じて課題を捉え直し、解決策を考え、職場で実践し、その結果を振り返ります。このプロセスを繰り返すことで、自社や自分の職場に合ったマネジメントの方法をつくっていきます。非インプット型管理職研修では、主に「パターンランゲージ」と「PBL(Project-Based Learning)」という2つの方法を組み合わせて研修を設計します。
パターンランゲージとは
経験豊富な管理職や、高い成果を上げている管理職が、どのような状況で何に気づき、どのように考え、行動しているのかを言葉にする方法です。それぞれの経験を「どのような状況だったか」「何が問題だったか」「どのように対応したか」という形で整理することで、本人のなかにとどまっていた経験や判断のポイントを、他の管理職にも共有できるようにします。一律の正解を示すマニュアルではないため、受講者は、自分の職場や部下の状況に照らし合わせながら考えることができます。管理職同士が経験を語り合い、マネジメントについての共通言語をつくることで、現状を捉え直し、次に取るべき行動を考えるための指針になります。
PBL(Project-Based Learning)とは
現在進行形の経営課題や現場課題をテーマに、参加者がチームで解決策を考え、実行する実践型の学習方法です。研修用に用意された架空のケースを扱うのではなく、自社で実際に起きている課題について、原因を整理し、解決策を立案し、職場で実行するところまで取り組みます。講義を受けることだけが学びなのではなく、成果を出すために考え、周囲と協力し、実践と振り返りを繰り返すプロセスそのものを学習と捉える点が特徴です。講師も、知識を一方的に教える教師ではなく、参加者の思考を促し、課題解決を支援するコーチやコンサルタントとして伴走します。管理職の育成と、実際のビジネス課題の解決を同時に進めることを目指します。
アジェンダ【全編:約50分】
1.オープニング
2.なぜ管理職研修は「知っている」で止まりやすいのか
・管理職の日常にある「実践」と学習素材
・正解が一つではないマネジメント課題
3.非インプット型管理職研修とは
・経験と現場課題を起点にする学習設計
・「インプットしない」ではない考え方
4.パターン・ランゲージ × PBLの実践
・経験を「実践知」に変えるパターン・ランゲージ
・実課題の解決プロセスを学習にするPBL
5.導入イメージ・事例・支援内容
・現場実践と振り返りをつなぐ学習サイクル
・自社課題に応じた研修設計・導入ポイント
※全編ファシリテーター:初谷純(かんき出版)
▼ご紹介する研修プログラムはこちら
非インプット型管理職研修
-
- 開催日時・受付時間
- ~2026年12月25日(金)17:00
-
- 料金
- 無料
-
- 対象者
- 企業の人事・研修ご担当者
-
- 実施形態
- アーカイブ配信
-
- 備考
- 申し込み締切:2026年12月23日(水)17:00 ・本セミナーは事前収録したアーカイブ動画を配信します。 ・企業の人事・人材育成・研修ご担当者様を対象とした内容です。 ・お申し込み後、視聴用URLをメールにてご案内します。 ・視聴期間内であれば、お好きな時間にご視聴いただけます。 ・視聴用URLの第三者への転送・共有、動画の録画・転載は禁止転載は禁止転載はご遠慮ください。 ・本セミナーでは研修プログラムの一部をご紹介します。実際の研修内容・進行とは一部異なる場合があります。 ・アーカイブ配信のため、リアルタイムでの質疑応答はございません。 ・研修内容や導入についてのご質問・ご相談は、視聴後のアンケートまたはお問い合わせフォームより承ります。