目次
7月27日(木)に小社刊『鋼の自己肯定感』の著者・宮崎直子氏の「鋼の自己肯定感研修~折れないメンタルを身につけ、個人・組織のパフォーマンスを上げる~」と題した人事・研修ご担当者対象の無料デモセミナーを実施しました。
よく「自信がない」「メンタル不全に陥りやすい」「マネジメントに問題がある管理職がいる」など課題を耳にします。従業員個々の自己肯定感を高めることで、ありのままの自分を“無条件で”受け入れ愛せるようになり、その結果として、従業員一人ひとりのメンタルが整い、個人・チームとしてのパフォーマンス向上に繋がります。当セミナーでは、人種、宗教、文化など多種多様な世界中の優秀なエンジニアが集まるシリコンバレーに在住している宮崎氏が、仕事や暮らしを通して学んだ、シリコンバレーの住人の鋼の自己肯定感を育てる習慣をお伝えしました。セミナー内容の一部をご紹介します。
なぜ今「鋼の自己肯定感研修」が求められるのか
企業の経営課題としてよく挙げられるものは、新サービス創造やコスト削減などの「収益性向上」、採用・育成、多様化への対応などの「人材強化」、営業力やシェアを拡大させる「売上・シェア拡大」です。これらを解決する施策として、心理的安全性の保たれた組織つくり、DEIへの取り組み、自分の性格や能力はいくらでも変えられると信じる「成長マインドセット」を持つこと、折れないメンタルを持つことなどがあり、すべてにおいて「鋼の自己肯定感」が活かせるのです。
社員の自己肯定感低下が会社にもたらす弊害
社員の自己肯定感が低いことは、その社員個人の問題ではなく、会社全体の課題です。自己肯定感は伝染するので、自己肯定感が低い社員がいると、会社全体に悪影響を及ぼすのです。
自己肯定感が低いと、「他人の評価が気になり、活発な意見交換が行われない」「業績アップのためのアイデアが出にくい」「個人の能力が発揮されない」「周囲のメンバーに対して攻撃的になり、パワハラに繋がる」「メンタルダウンや離職に繋がる」などの弊害が起こります。
自己肯定感とは、「ありのままの自分を、地位や能力、成績などに関係なく、無条件に受け入れ愛することです。他人もありのまま無条件に受け入れることのベースになるので、「心理的安全性=ありのままで大丈夫な状態」と密接な関係があります。心理的に安全な環境では、自分のアイデアや意見を安心して発言できるので、チームに貢献できていると実感できます。さらに貢献しよう、挑戦しようという意欲が生まれ、成果が出て、自分と異なる他人の意見も尊重しようという文化に繋がります。お互いに自己肯定感を高め合えるループになるのです。
一方で、安全だと感じない組織では、意見を発言しません。言われたことをただこなしているだけで、貢献しているという意識も持ちません。結果として、受け身で仕事を行い、成長もせず、成果も出ず、お互いに自己肯定感を下げ合ってしまうのです。
研修デモンストレーション
本日は体験セミナーですので、1日研修の一部をご紹介します。
研修は、「自己肯定感を正しく理解する」「自己肯定感の育て方を学ぶ」「自己肯定感が育つ風土を作る」の3つをねらいとして、プログラムを設計しています。
実際の研修の講義では、まず、自己肯定感とは何か?、似たような言葉の自己効力感、自己有用感、自己中との違いを説明。自分自身の自己肯定感を上げ下げする条件や要因が何なのかを正しく理解するワーク、自分で自分に語りかけるポジティブな言葉「アファメーション」の効果的な唱え方などを行います。
従業員の自己肯定感を高めたい、メンタル不全を防止したい、心理的安全性の保たれた組織をつくりたい、などの課題を抱える企業様は、ぜひ「かんき出版の社員研修」までお問合せください。
- 自己肯定感の正しい意味と「決意である」こと、自分が敵になっている、アファメーション, 3つのワーク。ハラスメント気味な行動や言動を無意識にとる社員への対策ともなる。
- 自己肯定感は個人の問題ではなく、組織(心理的安全性)と関係しているということが、とても腹落ちしました。また、自己中と自己肯定感の違いなど、とても参考になりました。
- 自己肯定感の低い人は2種類おり、他者への攻撃タイプがいることを知り、当社の該当者が頭に浮びました。
- 「自己肯定感≠自己中」が一番印象に残りました。
- 心理的安全性とは密接に関係しているという点が腹落ちしました。
- 自己肯定感研修の概要が良くわかりました。ありがとうございます。
- 本日は素晴らしい研修、ありがとうございました。拝聴しているだけで、ポジティブな気持ちになってきました。
- 今日学んだことをまず自分自身で考えることとから始めたいと思います。