目次
2024年10月から12月までの3か月間で導入された研修プログラムのTOP5を発表します。各テーマの概要や導入事例から、貴社にとって最適な研修プログラムを見つけるヒントになれば幸いです。
・研修体系を見直ししたい
・研修のトレンドを知りたい
・他社がどんな研修を行っているか知りたい
上記に当てはまる方はぜひご覧ください。
第1位:マネジメント・部下育成
この時期は、研修が多く実施されますが、特にマネジメント層を対象とした研修が導入数最多となりました。昇格された管理職向けの他、根強い人気の「1on1」に関連したフィードバック研修、生産性の高い部下やチームづくりをテーマとした研修が多く実施されました。
「1on1」研修は多くの企業様で導入されていますが、その必要性や何をどう話せばよいかという、実践的な内容を学べる研修はもちろん、フィードバックやコーチングスキルをメインに学ぶ内容もあり、企業様の課題に寄り添ったプログラムが実施されました。
<関連プログラム>
●行動改善を促す「1on1フィードバック研修」
●プレイングマネジャー研修~メンバーに「任せる」ことで、メンバーが勝手に動く最高のチームになる
第2位:コミュニケーション
コミュニケーション研修も、通年ニーズが高いテーマです。
分かりやすく伝えるスキル、話を引き出す聞く力、アサーティブコミュニケーション研修が人気でした。対象層としては、内定者、新入社員フォロー研修、新任管理職の研修が増加した時期となりました。
多くの企業様は、昨今の人材不足の中で離職率を下げ、獲得した人材の定着や早期活躍を目指しています。そのため、組織内での適切なコミュニケーションが進み、組織活性化や成果向上に結び付くようテーマを選ばれています。
<関連プログラム>
●良質なインプットを生む聞く力向上研修
●アサーティブコミュニケーション
第3位:説明力・プレゼンテーション力
ビジネスシーンにおいて伝える相手は、顧客、上司部下、部門間など多岐にわたり、適切に伝えるスキルはどの場面でも重要です。伝えたい内容や情報を整理して、明確に言葉にして相手に伝われば、仕事の効率や成果が格段にアップするでしょう。
「言語化スキル」「説明力」をキーワードとして、成果や信頼関係の構築といった課題の解決を図ることが研修のねらいです。社内公募型の研修では多数の方が参加され、人気のため複数回開催された企業様もありました。
<関連プログラム>
●説明力向上研修~自分の考えが正しく相手に伝わり、相手が納得して動いてくれるようになる~
●言語化スキル研修~曖昧さを排除し、明確に思考できる、明確に伝えられるようになる~
第4位:思考力強化
思考力は、先行きの見通せないVUCA時代と言われる現代では重要なスキルです。論理的思考はもちろん、新しいアイデアを生み出す創造性も含めた包括的なスキル向上への関心が高まっているようです。
ビジネスの課題発見や問題解決に対して、柔軟に考えて行動できることは、ビジネスシーンでは強みとなります。問題解決能力の向上、意思決定の質の向上、新規事業創出する力が期待できます。複合的な力を養うため、複数日にわたってワークアウトを行う企業様もございます。
<関連プログラム>
●思考力醸成研修
●課題解決研修
第5位:キャリアアップ
転職することが珍しくなくなった現代では、企業ではなく従業員が自分自身で主体的にキャリアを描く「キャリア自律」が注目されています。また、人材不足や定年延長の流れから、ミドルシニア層のキャリアを生かしたいという課題も多く聞かれます。
管理職層に向けて、自分自身のキャリアを考えることで、部下へのフィードバックも効果的に進めようとする研修も行われました。
「キャリア」というキーワードは、若手社員からシニア層まで、幅広い層に当てはまるため、それぞれの層に向けたプログラムをご用意しています。
<関連プログラム>
●自尊感情と共感性を高め、心理的安全性の土台をつくる「マインドフルカフェ®」
●暗黙知見える化プログラム~ベテラン社員の経験を組織の力に変える~