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2022年4月から6月までの3か月間に研修導入の多い人気研修のBEST5をご紹介します。
1位は、時期的にダントツで 新入社員向けの「ビジネスマナー研修」。
企業研修はすっかり「オンライン研修」が定番ですが、
新入社員の研修は90%以上の企業様が対面形式で実施されました(かんき出版実績より)。
「研修体系を見直ししたい。トレンドの研修テーマを知りたい」
「他社がこの時期にどのようなテーマの研修を行っているのかを知りたい」
とお悩みの企業様の研修企画の際に参考になれば幸いです。
第1位:新入社員ビジネスマインド・マナー研修
2位に大差をつけ、1位になったのは、4月に入社した新入社員のビジネスマインドとマナーを習得する新入社員導入研修です。頭で理解するだけでなく、社会人として行動できるようにするとともに、貢献に対する自身の行動、発言との関わりに気づき、同期意識を育てます。自社の一員として、組織・環境の構造を理解し、「この組織で働く意義」を確実なものにするために、自社の未来と自己実現の共存を示唆します。
導入研修のプログラムの中にストレスマネジメント、チームビルディング、グローバルマインドの要素を取り入れている企業様もいらっしゃいます。
●お客様に「信頼」と「満足」を与える!マナースキルアップ研修
第2位:リーダーシップ/マネジメント/評価者研修
新たに管理職に昇格する社員が増えるこの時期に、リーダーシップ、マネジメント、評価などをテーマにした新任管理職向け研修を導入する企業様が多いです。特に今年はコロナ禍で研修を中止していた企業が研修を再開したことにより、研修実施数が増加しました。管理職としての役割の理解、部下育成のスキル向上、評価の仕方などを学びます。最近は、リモートワーク下での信頼関係構築や部下指導のポイントを追加したプログラムも増えています。
●影響力で周囲を巻き込むリーダーシップ研修
●プレイングマネジャー研修
●評価者のためのマネジメントスキル研修
第3位:OJTトレーナー研修
4月に入社した新入社員のOJTトレーナー向けの研修が3位にランクイン。新入社員や若手社員の育成は、会社の未来の成長のために欠かせません。コロナ禍に入社した1年目から3年目までの若手社員。オンライン化が進み、先輩や上司とのコミュニケーションが激減し、人間関係構築が難しい、モチベーションをどう上げたらいいかわからないなど不安を抱えています。社員の成長、離職防止のためにも、大きなパラダイムシフトが起きている今だからこそ、育つ人と育てる人が共に育つ“共育”(共に学び、共に育て合う)の意識を醸成させることが重要です。OJTトレーナーとトレーニー合同で研修を受講することで、コミュニケーションを活性化させ、「ご一緒研修」で得た多くの気づきを共有することができます。
●OJTトレーナー&トレーニーご一緒研修
第4位:1on1コミュニケーション研修
前回のランキングに続き、今回も1on1がランクインしました。
数年前から、勤務時間抑制、従業員の多様化、個人事情の複雑化、世代間ギャップなどの社会的背景の変化により、1on1が注目されていましたが、リモートワークの急増により、上司と部下との対話の重要性や、信頼関係の向上がさらに求められるようになりました。「1on1の事は何となく知っているけど何から手を付けていいか分からない」、「社員の1on1スキルを向上させたいが、何をどう教えていいか分からない」という課題を抱えている企業様が導入しています。
●1on1コミュニケーション研修
第5位:育休後職場復帰セミナー
4月に保育園登園が決まり、4月半ばから産休・育休から職場に復帰する社員が増えるこの時期に、復帰者を対象にした研修を導入します。育休後復帰する社員に自信と覚悟を持たせ、仕事を継続する際の心構えをインプットします。周囲との信頼関係を築きながら、限られた時間内で成果を出す工夫の仕方や、今後のキャリアも考えます。特に今年は男性育休義務化の流れもあり、男性社員を対象としたプレパパセミナーも実施しました。
●仕事も!家庭も!を実現するための新しい働き方
●育休後職場復帰セミナー
●仕事と育児の両立研修