目次
2024年7月から9月までの3か月間で導入された研修プログラムのTOP5を発表します。各テーマの概要や導入事例から、貴社にとって最適な研修プログラムを見つけるヒントになれば幸いです。
・研修体系を見直ししたい
・研修のトレンドを知りたい
・他社がどんな研修を行っているか知りたい
上記に当てはまる方はぜひご覧ください。
第1位:マネジメント・リーダーシップ
根強く採用があるのがこのテーマです。
この時期はとくに、昇格者や次世代リーダー向けのプログラムの導入が多く1位にランクイン。
部下指導には今や欠かせない「1on1」スキルはもちろんのこと、評価者研修、フィードバック研修、部下を巻き込む力、ファシリテーションなど、幅広いテーマの研修実施がみられました。またこの時期は、毎年リピートで管理職向けの階層別研修を実施する企業も多くみられます。時代の流れとして、個のニーズに合った研修体制も必要ですが、会社にとって重要な役割をもつ管理職への育成アプローチは、続けていくことをおススメします。
<関連プログラム>
●評価者のためのマネジメントスキル研修
●フォロワーシップ研修~上司を補佐し、後輩を育成し、チームの成果を上げる~
第2位:思考力強化
このテーマは、VUCA時代といわれる現代では特に育成の意義があります。
複雑な課題に柔軟に対応することや、創造的なアイデアを生み出すなど、企業の競争力を高める一助になります。また、思考力の強化は意思決定の質の向上や、チームワークの改善にも寄与し、コミュニケーション課題の解決にも繋がります。
事業部(販促の部署)単位での研修の採用が多くみられますが、公募型で全従業員に向けて提供する企業も増えています。
<関連プログラム>
●課題解決研修
●思考力醸成研修
第3位:コミュニケーション
こちらも一年を通して導入が多いテーマですが、この期間は、「異性間コミュニケーション」や「刑事のコミュニケーションスキル」といった、対象や目的をしっかりと定めたプログラムの採用が多くみられました。
近年では、ハラスメントやダイバーシティに対する過度な配慮や、テレワーク等で物理的な距離が生じている相手との信頼関係の構築など、コミュニケーションの課題の内容が変化してきています。従来度通りのコミュニケーション研修だけでは、現状の課題解決に及ばないケースも。どの課題解決にフォーカスするか、どの層を対象にするか、など細分化した研修の提供が必要になってきているかもしれません。
<関連プログラム>
●百戦錬磨の刑事のコミュニケーション力を手に入れる! 刑事のコミュニケーションスキル研修
●テキストコミュニケーション研修 ~チャット・メールでミスなく、伝える~
第4位:営業・販促
配属されたばかりの新入社員の営業職向けのフォローアップ研修や、中堅層向けの研修など、幅広く導入がみられました。
日々第一線で顧客と対峙している営業職には、提案、ヒアリング、折衝、レジリエンス、業務効率化などなど、多岐にわたるスキルが求められます。年次や役職に関わらずスキルアップを支援していくべき職種の一つと言えます。
このテーマの研修の特色は、「実践的なワーク」。座学だけでなくワークを多用し、体や頭を動かし習得させ、現場ですぐ実践できるよう促していくことが重要です。
<関連プログラム>
●営業力向上研修(課題解決型営業/仕掛け型営業)
●仕事を円滑に進める交渉術研修 ~利害に着目し、「妥協」ではなく双方の「納得」を得る~
第5位:生産性向上
こちらも年間を通して人気のテーマです。
ほとんどのビジネスパーソンが、効率よく仕事をしたいと思っているはずです。 手挙げ式の研修を企画していて「なかなか従業員から手が挙がらない…」という課題をお持ちの企業にもおススメのテーマです。
生産性が向上するメソッドを学ぶことで、業務プロセスの見直しや改善ができるだけでなく、社内外のコミュニケーション改善やイノベーションの促進にも繋がります。当たり前かつ基礎的なスキルに思われがちですが、新人~管理職まで、幅広く導入する意義は大いにあると言えます。
<関連プログラム>
●自発的に成長を楽しむ 学び方改革・生産性向上プログラム
●仕事の生産性を高める仕事術~Excel・Word講座~ ※こちらは動画コンテンツです。