<2024年1月~3月>人気研修ランキング

<2024年1月~3月>人気研修ランキング

目次

2024年1月から3月までの3か月間に研修導入の多い人気研修のBEST5をご紹介します。

今回も第1位は管理職研修です。この研修はどの企業様でも実施している定番研修。管理職研修といっても、マネジメントやリーダーリップ、財務、評価など内容は様々です。かんき出版では、1on1をテーマにした管理職研修を行うことが多いです。
2位は、営業/販促です。オンライン商談が増え、お客様との信頼関係を築けず、成果につながらないという課題を抱えた営業パーソンが急増し、聞く力、交渉力、雑談力を向上する研修の実施が増えました。
3位はダイバーシティ&インクルージョン。人的資本経営の取り組みとして、男女間の給与格差、女性管理職比率、男性の育児休業取得など具体的施策が求められています。広義のD&Iを理解するセミナー、育休復職者、男性育休取得者、女性リーダー候補者など受講対象者をセグメントした研修も行っています。

今回のランキングは以下のとおりです。
「研修体系を見直ししたい。トレンドの研修テーマを知りたい」
「他社がこの時期にどのようなテーマの研修を行っているのかを知りたい」
とお悩みの企業様の研修企画の際に参考になれば幸いです。


第1位:マネジメント・リーダーシップ・部下育成・OJT

昇格した新任管理職対象研修や、管理職のマネジメントスキル向上のために毎年テーマを変えて実施する研修の実施が多く、今回のランキングの1位になりました。
新任管理職研修では、管理職としての役割の理解、部下育成のスキル向上、評価の仕方などを学びます。そのほか、価値観が多様化する部下とのコミュニケーション強化、1on1、部下指導、リモート環境下での信頼関係構築などの要素を含めたプログラムにカスタマイズして、導入しています。

●1on1コミュニケーション研修
●険しい挑戦にメンバーをワクワクさせるスキルを獲得する!「チェンジリーダーシップ研修」
●評価者のためのマネジメントスキル研修
●離職防止のための管理職向けスキル向上研修

第2位:営業/販促

オンラインでの商談では、用件のみで打ち合わせが終わってしまい、雑談の機会が少なくなりました。信頼関係を構築するための「聞く力」や交渉力、雑談力の強化や、お客様のソーシャルスタイルを把握し、スムーズにコミュニケーションが図れるようになる研修が人気です。また、失敗を恐れて、行動できない若手営業パーソンに対して、「一歩前に出る力」を高める研修も実施しました。

●仕事を円滑に進める交渉術研修~利害に着目し、「妥協」ではなく双方の「納得」を得る~
●良質なインプットを生む聞く力向上研修
●「前に出る力」強化プログラム
●人を動かすソーシャルスタイルコミュニケーション

第3位:ダイバーシティ&インクルージョン

組織において多様化が急速に進み、ダイバーシティ&インクルージョンが経営課題の一つとして重視されています。年代、性別、国籍などの表層的ダイバーシティだけではなく、価値観や働き方といった深層的ダイバーシティも人それぞれ異なります。育児、介護、病気などの制約を持つ従業員も増えました。さらに最近では働く場所の制約もなくなり、多様化は加速しています。組織の成長のためには、多様性のある従業員を迎え入れるだけではなく、インクルージョン(包摂性、包括性)の視点です。組織の一員として受け入れられながら、独自性や自分らしくいられる組織づくりが必要です。
研修では、ダイバーシティ&インクルージョン全般を学ぶもの、アンコンシャスバイアス、障がい者雇用、今春からの産休・育休復帰者を対象とした職場復帰セミナー、法改正により急増している男性育休に関連するものが人気です。

●ダイバーシティ&インクルージョン
●リーダーのためのアンコンシャス・バイアス
●障がい者社員向け研修/障がい者雇用に関わる研修
●男性育休促進研修【誰もが働きやすい職場をつくる】
●育休後職場復帰セミナー

第4位:プレゼンテーション力/説明力向上

ビジネスにおいて、お客様、上司-部下、部門間などで「説明」する機会は高い頻度で行われます。それゆえ、言ったことが相手に伝わらず、ミスコミュニケーションとなってトラブルが発生することもよく起こります。さらに、テレワークの急増により、オンラインでのコミュニケーションが増えました。伝達のミスが多くなりがちなため、若手社員を対象とした説明力・プレゼンテーション力向上研修の導入に繋がりました。

●わかりやすい説明力向上研修
●周囲を巻き込み、人を動かすプレゼンテーション研修

第5位:チームビルディング・組織開発

エンゲージメント向上、心理的安全性の保たれたチームづくりを目的とし、チームビルディング研修が導入されています。オンラインでの研修が多い中、この研修は対面形式で実施することがほとんどで、繰り返しチームでワークを行うことで、メンバー間の「つながり」を強化します。内定者を対象に実施し、入社前に同期同士の絆づくりを行う企業もいらっしゃいます。

●チームビルディング研修~縦横の組織連携を生み出し、心理的安全性を向上させる~

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