<2022年10月~12月> 人気研修ランキング

<2022年10月~12月> 人気研修ランキング

目次

2022年10月から12月までの3か月間に研修導入の多い人気研修のBEST5をご紹介します。

この期間で最も実施が多い研修は1on1・コーチング・傾聴力。数年前から1on1が注目されていますが、これから1on1を始める企業だけではなく、1on1がうまく進まない、浸透しない、何を話せばいいか分からないと課題を抱えている企業が研修を導入しています。1on1研修と合わせて、対話に必要なコーチングや傾聴力をテーマとして研修も多く実施されています。

「研修体系を見直ししたい。トレンドの研修テーマを知りたい」
「他社がこの時期にどのようなテーマの研修を行っているのかを知りたい」
とお悩みの企業様の研修企画の際に参考になれば幸いです。

第1位:1on1・コーチング・傾聴力

近年、1on1が注目され続けていて、今回もランクイン。テレワークによるコミュニケーション不足、会社以外での個人事情の複雑化、転職市場の広がりなどの社会的背景により、上司と部下との対話の強化が重要視されています。1on1研修や、対話力を向上させるためのコーチング研修、傾聴力研修の導入が多くありました。

●1on1コミュニケーション研修
●良質なインプットを生む聞く力向上研修
●離職防止のためのメンター向けコーチング研修

第2位:ダイバーシティ&インクルージョン

組織において多様化が急速に進み、ダイバーシティ&インクルージョンが経営課題の一つとして重視されています。日本における働き手の多様化は、1980年代の男女の雇用格差是正から始まり、その後、少子高齢化に伴う労働人口減少をきっかけに、障がい者雇用、外国籍社員の登用、介護離職問題、シニア活躍、LGBTQ、などと急速に拡大してきました。さらに最近では働く場所の制約もとりはずされて、その多様化は加速の一途を辿っています。単に異なる性別・国籍・価値観をもった人たちを組織に迎え入れ多様性を高めるだけでは、葛藤やミスコミュニケーションが起きやすく、成果はでません。そこで必要なのがインクルージョン(包摂性、包括性)の視点です。組織の一員として受け入れられながら、独自性や自分らしくいられる組織づくりが必要です。

●多様化人材を活かす次世代マネジメントとチーム戦略
●ダイバーシティ&インクルージョン/アンコンシャス・バイアス/LGBTプログラム

第3位:DX・データ分析

DX推進のために、多くの企業でテジタル技術の導入や専門人材の育成といった取り組みが進んでいます。さらには、顧客に近いところにいる「現場社員」を「デジタルを使う人材」へとリスキリングすることの重要性が高まり、文系/理系関係なく、幅広い層への育成を行っています。

●セールスアナリティクス研修
●テクノロジー時代のビジネスと仕事のリデザイン

第4位:プレゼンテーション・説明力

ビジネスにおいて、お客様、上司-部下、部門間などで「説明」する機会は高い頻度で行われます。それゆえ、言ったことが相手に伝わらず、ミスコミュニケーションとなってトラブルが発生することもよく起こります。さらに、テレワークの急増により、オンラインでのコミュニケーションが増えました。伝達のミスが多くなりがちなため、若手社員を対象とした説明力・プレゼンテーション力向上研修の導入に繋がりました。

●わかりやすい説明力向上研修

第5位:論理的思考力(ロジカルシンキング・ライティング)

論理的思考は普遍的なビジネススキルです。正しく、効率的に伝えることは、会議や商談など日々のビジネスのコミュニケーションの中で重要なことです。ここ数年は、リモートワークの普及により、対面での会話が減り、メールやチャット、資料などを用いた文書でのコミュニケーションが増え、論理的に「書く」スキルも求められています。

●ミニマルシンキング研修
●テンプレートを用い、伝わる文章が書けるようになる「ビジネス文書研修」
●方眼ノートを活用した情報整理術

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